2006年11月 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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大島弓子「綿の国星」

[ 2006/11/29 ]

擬人化した猫達が登場し、猫の社会と猫を巡る人間達の日常を描いた少女マンガ。
主人公のチビ猫の造形は、現在に通じる猫耳の元祖とも言われているそうな。
大島弓子の作品は以前、「バナナブレットのプディング」を読んだことがあって、それはちっとも心に響くものがなかったのだけれど、これは最初こそ戸惑いを感じたものの、途中からぐいぐいと引き込まれた。

動物擬人化というモチーフ自体、好きではないのだけれど、猫に関してはそれが抵抗を感じないのは、我ながら不思議だと思う。
人間と猫の距離感の不思議さについてはいくらでも詳述している人がいるけど、やっぱり生態の気ままさなのかなあ。
この作品では猫の愛らしい、そして不思議な生態をうまく擬人化し、心温まる作品にしている。
チビ猫のモノローグに代表される猫達の日常風景は、愛情の受け皿という存在としての猫を心憎いまでに捉えている。

愛とメルヘンにあふれた名作だが、その愛とメルヘンを支える繊細な視線が素晴らしい。
人間に愛されるためだけに存在する生き物の擬人化した視線を通して、愛というものを考えるのも面白いな、と思った。


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[ 2006/11/29 ] マンガ | TB(0) | CM(-)

ルシール・アザリロヴィック「エコール」

[ 2006/11/27 ]

正真正銘のロリコン映画。
周囲を壁に囲まれた森の中に集められた初潮前の少女達が、ミステリアスな集団生活を営む様子を描いている。
日本のアニメ「灰羽連盟」と酷似した設定だが、描こうとしているものはこちらのほうが、より病んでいると思う。

ストーリーには最後まで謎の部分が多く、幻想的な雰囲気を楽しむ映画だと思う。
その雰囲気作りは成功しているのだが、ほとんどの登場人物が少女、という設定にしては、出ている女の子達がそれほど可愛くないのでちと幻滅した。
ビアンカという子だけは繊細な魅力を放っていたけど、「ミツバチのささやき」のアナを超える美少女はいなかった。


SMとか、ロリコンとか、死姦とか、同性愛とか、そういうフェティズムを描いた映画には芸術的色彩を帯びたものがかなり存在するのだが、それらのフェティズムの外側にいる人間は、内側の人々の実態との乖離をどう埋めるべきなのだろうか。
普通の恋愛にしたって、小中学生が想像しているものは美しいだろうけど、大人には大人の恋愛の実態があるわけだし。
結局のところ、性的嗜好の犯罪性を考慮にいれると、やはり手放しで褒められない。
「ピクニック・アット・ハンギングロック」、「シベールの日曜日」、「ミツバチのささやき」などには、少女の向こう側に普遍性があったけど、これは微妙だなあ。


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[ 2006/11/27 ] 映画 | TB(0) | CM(-)

秋山瑞人「猫の地球儀」

[ 2006/11/26 ]

この人の次作、「イリヤの空 UFOの夏」は周到な悪意と瑞々しく爽やかな思春期を描いた傑作だった。
本作は「イリヤ~」ほどの強烈な感動はなかったが、それでもなかなか侮れない良作。

人間が登場せず、猫とロボットのみで話が展開するSFファンタジーライトノベル。
天動説が信じられていた頃の人間社会に似た宗教観の中で、「天使」たちが残したテクノロジーに依存しつつ営まれる社会。
天才であるが故に迫害される二匹の猫の交流と「夢」と闘争を暖かく乾いたタッチで描いている。

猫好きなら絶対に好きになれる作品だと思うし、ハートウォーミングな描写もふんだんにちりばめられている。
この手のライトノベルにありがちな、そして「イリヤ~」でも顕著だったオタク的な悪ノリもこの作品では抑えられているが、やはり周到な悪意が織り込まれていて、それがこの作品を単純なものではなくしている。
表層的な、あるいは教科書的な善意の陥穽を突くような痛々しさが切なくもすがすがしい。
「イリヤ~」が強烈すぎたので、ややぬるく感じてしまうけれども、ボリュームや全体の構成はバランスがとれていて、完成度という意味ではこちらのほうが上回るかもしれない。


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[ 2006/11/26 ] SF・ライトノベル | TB(0) | CM(-)
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