2007年01月 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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ヴィム・ヴェンダース『まわり道』

[ 2007/01/30 ]

ヴィム・ヴェンダースのロードムーヴィー初期三部作の2作目。
前作『都会のアリス』は村上春樹『ダンスダンスダンス』のような手触りとアリス役の女の子の可愛らしさもあって、わりとよい印象だったのだが、今作はテーマが「自分探し」というあまりにも陳腐なものであるためか、『都会のアリス』に比べると数段落ちた印象は否めない。

『ウィルヘルムマイスターの修行時代』を下敷きにしている、という話だが、たしかに主人公が出会う出来事は啓示的、示唆的なものが多かった。
だが、それらのエピソードはどうしてもわざとらしさが目に付いてしまって、ストーリーとしての説得力にはかけたものとなってしまった。
旅の仲間との哲学的、思想的会話の中にどういう意味を見出すか、が焦点なのかもしれないが、たいしたことなかったなあ。


ただ、ナスターシャ・キンスキーはこれがデビューなのだが、当時12か13才くらいでヌードを披露していたのには驚いた。
彼女は海外の女優では個人的にもっともお気に入りで、今作でも唖で奇矯な少女を好演している。
後年の知的で小悪魔的な魅力の片鱗が早くも現れていた。
早熟だなあ。


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[ 2007/01/30 ] 映画 | TB(0) | CM(-)

阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男』

[ 2007/01/24 ]

1284年6月26日に実際に起こった子供の大量失踪事件は、『ハーメルンの笛吹き男』として童話になり世界中に流布した。
その元になった事件の背景である中世ヨーロッパの民衆、あるいは賎民の有り様を紐解くと共に、事件そのものの解釈がどのような変遷を遂げていったのか、という研究史を追った歴史書。

阿部謹也の本は今までは世間論とか教養論の本ばかり読んで、本職の歴史学者としての著作は読んだことがなかったのだけれど、やはり本職の著作のほうが面白かった。
研究者として素晴らしいだけでなく、明快な論理と分かりやすさを心がけた文章であるから歴史ミステリーとしての醍醐味を存分に味わうことができた。

個人的には中世のヨーロッパにおいては貴人階級であろうと女性の地位が圧倒的に低かったという話や、食人の慣習が広範にみられるほど飢饉が凄まじかったという話は示唆に富んでいて興味深かった。


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[ 2007/01/24 ] 書籍 | TB(0) | CM(-)

ドラマ 『24 Season1』

[ 2007/01/22 ]
連続ドラマを見るのは多分『木更津キャッツアイ』以来で、海外ドラマとなると、多分十年以上前にやっていた『スパイ大作戦』以来じゃなかろうか。

現実の放送時間と物語の進行が同時に進行していく、という非常に野心的なつくりの作品で、演出やストーリーはもちろん、テーマもテロと家族の絆、というきわめて現代的ですぐれた作品だと思う。
構成が異常によくできていて、本当に一部の隙もないほどに構築された流れに、息をつく間もなくとりこまれてしまった。
アメリカ人は様式美的なものをつくりだす才能を持っている人はほんとに全然いないけど、こういうアクションやサスペンスをつくる資質に恵まれている。
ゴージャスだ。
まあ、テレビドラマにこれだけの予算をかけられる環境にある、という点もすごいんだけど。

アメリカの問題意識、という意味ではテロルの問題よりも家族の絆のほうに興味がいった。
個人、家族、国家、という、吉本隆明『共同幻想論』そのままの問題意識が浮き彫りになっていて面白い。
「女こども」のむき出しになった個人主義が、旧来的な国家像家族像を破壊しつつも、新たな形を提示できていない現実をうまく切り取っている。
ステレオタイプにすぎる部分もたしかにあるんだけど、それだけに深刻という解釈もできる。

それから、アメリカの映画は馬鹿に媚びた作品は多いのかもしれないけれど、ガキに媚びた作品が少ないよなあ、ということも今さらながら気づかされた。
これにしても、ハリウッド映画の多くの作品にしても、10代の少年少女が主演を張る作品は日本ほど多くない。
アメリカの10代の少年少女の非行の過激さや市場としての規模は、日本のそれとは比べ物にならないと思うのだけれど、彼ら彼女らにスポットを当てた作品はそれほど多くない。
本来、子供の為の娯楽であったマンガが主流となり、そこからの派生作品が映画やドラマや小説に波及していった日本に固有の特殊な結果ということだろうか。

とにかく、ここ数年見たどんなハリウッド映画よりもサスペンスとして面白かったのは間違いない。
現在6シリーズ目が放送中とのことだが、どうしよっかなあ……。


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[ 2007/01/22 ] ドラマ | TB(0) | CM(-)
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