2007年02月 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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相原コージ『真・異種格闘大戦』

[ 2007/02/16 ]
地球でもっとも強い動物は何か、を決める大会を描いたマンガ。
人類最強を決める大会に勝ち抜いたヒトは一回戦であっさりカバに倒され、あとは延々と動物同士の戦いが繰り広げられる。
突き抜けたような大胆な発想に痺れた。
人間の偽善的理想が反映されていない動物擬人化ものなので、素直に楽しめた。

シマウマ対ワニ、サイ対ライオン、土佐犬対オオカミ、ヒクイドリ対アナコンダ、水牛対ゴリラ、トラ対クズリ…など夢の対決が盛りだくさん。
試合の合間に挿入される動物達の掛け合いはギャグがふんだんにいれられているけれど、試合そのものはわりとシリアスで、それなりに正しいと思われる知識に基づいて動物達が戦っている。

シートン動物記も真っ青な動物知識が豊富で、クズリの凶暴さには驚かされた。
トラとライオン、どっちが強いのか、なんて疑問は誰でも抱くだろうけど、こういう発想でやる人はこの人だけだろうなあ。


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[ 2007/02/16 ] マンガ | TB(0) | CM(-)

山形浩生『新教養主義宣言』

[ 2007/02/14 ]

シンクタンクの研究員として、翻訳家として、プロジェクト杉田玄白の主宰者としても知られる著者が様々な雑誌に寄稿した時評を集めた雑文集。
テーマは社会学、文学、政治、経済、思想、IT、サブカルと多岐にわたっているが、いずれもラディカルな知見が述べられていて興味深い。
消費税の段階的導入による景気回復策であるとか、参政権の売買による「市場制民主主義」の提言であるとか。
バロウズ、ピンチョン、ディックなどSFに対する言及も豊富で、広く鋭い分析が切れている。
また、出版はもう8年も前なのだが、かなりの精度で的中した未来予測も含まれており、その慧眼にうならされた。

呉智英やパオロ・マッツァリーノなんかにも通じる視点、語り口の持ち主でありながら、彼らとは違い、社会的にも成功者であるという自負に裏付けられた倣岸な態度は鼻につく。
だが、ラディカルな視点というのは重要だし、それを言える人間はとても貴重だと思う。
論壇的な知識人の本を読むだけではなかなか見られない経済に関する話はかなり面白かった。

宮崎哲弥や宮台真司なんかは現状認識能力は優れているけど、ここまで明快なラディカルさはないもんなあ。


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[ 2007/02/14 ] 書籍 | TB(0) | CM(-)

坂口尚『石の花』

[ 2007/02/11 ]
ナチスドイツの侵攻にさらされたユーゴスラビアのパルチザンやスパイの暗躍、強制収容所の悲劇等を描いた戦争マンガ。
連載が1983~86年なので、冷戦崩壊後の紛争で国際的にユーゴが注目を集める以前にこのような作品が描かれていたのには驚いた。

掲載誌である「コミックトム」は創価学会系の出版社の雑誌だが、後に、同じくここで連載していた安彦良和『虹色のトロツキー』と非常に近い印象を持った。
日中戦争前後の満州を舞台にして、日本人、漢族、満州人、蒙古人、朝鮮人と多数の民族に揉まれ、戦争の脅威にさらされながら理想を貫くウムボルトと本作の主人公クリロはよく似ている。
坂口も安彦もアニメーター出身で、卓抜したデッサン力、シャープな描き込みによって描かれる密度の高い物語、という点でも両作品は共通している。
何か意味があるのだろうか。


世界的に、あるいは日本でもメジャーなところでヒットしたことはないが、ユーゴスラビアを舞台にした、あるいはモデルにした作品にはときに名作が現れる。
この作品はもちろん、カンヌでグランプリをとった大傑作『アンダーグラウンド』やゲーム『タクティクスオウガ』など。
7つの隣国、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字により構成される1つの国という、世界の縮図とでもいうべき状況が現出するユーゴに、様々なドラマを見出すことができるからだろう。
そういや、クリロは『タクティクスオウガ』のCルートデニムにも似ていた。

ラストはやや説教くささも感じるが、王道的な主人公を用いてあの複雑な世界を描ききった、というだけでも評価に値する。


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[ 2007/02/11 ] マンガ | TB(0) | CM(-)
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