2011年11月 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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『シャーマンキング』(武井宏之)

[ 2011/11/13 ]


10年前にジャンプで連載していた少年マンガ。
最近になって、作品中に登場した劇中詩にメロディをつけた作品がニコニコ動画にアップされ、それを本作のアニメ版でヒロインの声優をやっていた林原めぐみが自ら歌ったということで話題になっていた。
で、聞いてみたらよかったので、ついつい原作にも手を出してみた。



『3×3EYES』や『うしおととら』、『Fate/stay night』などと同じように、霊的な存在を味方にして戦う王道バトルマンガ。
希少価値を主張できるほど優れたプロットでもないけれども、演出がうまかったので、スラスラ読めた。
ストーリーや設定に突っ込みどころがいっぱいあるし、「人の死」の取り扱いについて、首肯しかねるところがあるので手放しで褒める訳にはいかないし、大人のマンガ好きに訴えかけるほど力のある作品かというとそんなこともないけど、まあ、当時の少年達には面白く読めたんだろうな、という作品。

ただ、主人公の性格設定の秀逸さはそれでも触れておかないといけないと思う。
物語のフォーマットとしては王道バトルマンガであるにも関わらず、主人公の性格のゆるさ、余裕の持ち方は興味深かった。
現在の看板作品、『ワンピース』にしろ『ナルト』にしろ、『ハンター×ハンター』にしろ、なんだかんだ言ってジャンプマンガの主人公は熱血だったりするけれども、本作の主人公麻倉葉にはそういう熱血めいたところが皆無だった。
たとえば『ラッキーマン』なんかもバトル漫画であるにも関わらず主人公が熱血しないけれども、あれはバトル漫画というフォーマットを借りてこそいるが、実のところはギャグマンガだったりする。
自然体の心の持ちようで幾多の勝負を勝ち抜いていく、という形でそれなりに人気を博し、長期連載を成し得たというのは、希少価値と言えるかもしれない。
明らかに主人公の性格が「物語の爽快感」を殺してしまっている部分というのは否めないわけだけれども、そこら辺は脇を固めるキャラクター達のステレオタイプな熱血でフォローしていたように思う。

それと、冒頭で紹介した『恐山ル・ヴォワール』のエピソードは白眉と言っていいと思う。
マタムネというキャラクターの掘り下げ方は素晴らしい。
喪失の哀しみを一身に背負った小さな勇者の姿には素直に心を打たれた。
全体に、作中における過去話はよくできていたんじゃないかな。


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[ 2011/11/13 ] マンガ | TB(0) | CM(-)

反動の時代を見定めるための未来予測

[ 2011/11/11 ]
これからの世の中の展望を。
若干メモというか思考の整理もかねているので、論理の飛躍が甚だしくなると思います。
ほとんどSFと言っていいかもしれません。


世界の人々が平和に豊かに暮らしていくにはどうしたらいいんだろうか、というのは子供の頃よく考えたし、今でもたまに考えます。

どうやったら幸せになれるだろうか、ということを考えるのがイデオロギーです。
右翼も左翼も敵対していますけど、最終的に目指すところは人々が幸せになることなわけです。
イデオロギーは幸せになるための方法論で、その方法論を巡っていろんな対立が世の中には存在しています。
イデオロギーを乗り換えると「転向した」などといって批判されたりしますが、環境が変われば幸せを追求するやり方が変わって当然じゃないですかね。

TPPの問題や、世界中を席巻している金融危機は、主にリバタリアン、グローバル資本主義の信奉者で、規制を取っ払って自由至上主義で個人の能力を発揮しやすい世の中にしようぜ、という人達の思想、思惑から生じた現象です。

資本がグローバル化することによって、第三世界の人々は豊かになりましたが、先進国はどこもリーマンショック以降、急激な信用収縮と失業率の増加に襲われており、デモや暴動が頻発するようになりました。
もう、先進国に住んでいる一般のかなりの割合の人々はこれから生活が豊かになっていく、という未来は展望できなくなりました。
富は資本家には集中していきますが、先進国だろうが後進国だろうが、これからは普通の労働者の賃金はどんどんフラットになっていきます。
後進国の人々が豊かになっていく一方で、先進国の労働者はどんどん貧しくなっていく。
後進国で暮らすのはそれほどコストがかかりませんが、先進国は物価がそれなりに高いので生きていくのがけっこういっぱいいっぱいな上に、生活水準の上昇が見込めない。
生活水準が上がっていく分には不満が高まることはありませんが、さがっていけば誰だって不満を垂れたくなります。
今、先進国ではまさにそういうことが起こっている。

現状、グローバル資本主義で幸せになれるのは資本家と後進国の人々だけである、ということです。
先進国で普通に生きている人が恩恵をこうむる、というのはちょっと考えにくいです。
先進国の人々の富が後進国に流れていくのがグローバル資本主義。
その差配をしているのが多国籍企業や金融屋。

グローバル資本主義を推し進めれば、世界に豊かさがもたらされるわけですが、その過程で没落していく人々が出てくるのは避けられないことです。
世界の人々のために、今まで先進国に生まれた、というだけで裕福な暮らしをしていた人は大変な思いをします。
貧富の差はどんどん開いていきますが、世界中で豊かさを享受できる人は増えていく。

実際、グローバル化の流れを止めることはできないわけで、いずれは世界は皆、どこも豊かになっていくのでしょう。

ただ、グローバル化グローバル化と言っても、国家の枠組みというのはきっちり残っているわけです。
金の流れが容易に国境を越えると言っても、人はそうそう簡単に国境を越えることはできない。
国境を越えて人が流入してきたら移民の差別排斥なんかが起こります。
ヨーロッパでは移民排斥の動きが顕著ですし、アメリカでも国内で民族差別が慢性的に起こっています。
マネーがそれ自体でデモや暴動、差別を起こすことはありえないけど、人はデモや暴動、差別をします。
今、日本でアンチ韓流が起こっているのはその流れの中にあります。
外国のマネーは看過できても、外国の文化や言語や人を無際限に看過できるかというと、難しいと思います。
でもって、土地は絶対にグローバル化することはできません。
資源のある土地、ない土地、景観の優れている土地、優れていない土地、「自分が生まれ育った」土地、こういうものは永遠にローカルであり続ける。
絶対にグローバル化できない土地と、グローバル化が困難な人、文化、言語、コミュニティ。
いたずらにグローバル化を推し進めると、ローカルでしか存在できないもの達との間で軋轢が生じるのは不可避です。
裕福になったとはいえ、最近まで未開の人間観の中で生きていた人々と、貧乏になったがずっと近代的な人間観の中で生きていた人々が急速に仲良くなれるかというと、とても難しいです。
人間同士の距離感はゆっくり詰めていかなくてはならない。

グローバル化の流れは必然であるといっても、それをイデオロギッシュに推し進める動きは社会に混乱を招くのではないか、と私は思うわけです。


200年前、フランス革命で近代民主主義がスタートしましたが、決して順風満帆に革命が進行したわけではありませんでした。
革命の過程で発生した復古王政と二度の帝政は反動です。
この反動でヨーロッパ中が戦禍に巻き込まれました。
日本でも明治維新後に士族反乱が起こり、萩の乱や神風連の乱、西南戦争という内戦で多くの人が死にました。
ソ連、東欧の共産主義もまた、反動で崩れ去りました。

たとえば200年、300年という長いスパンで考えれば、こういう動きはただの反動にすぎず、大きな歴史の流れに逆行するものです。
ですが、反動は必然です。
その反動による混乱をいかに小さく抑えられるか。
あるいは、中国で起こった文化大革命や大躍進政策、フランスのヴァンデ戦争における虐殺、ソ連の強制収容所、ポル・ポトの大虐殺はイデオロギーの暴走によって引き起こされた悲劇でした。
現実を無視してイデオロギーを推し進めるとろくなことが起こりません。

グローバル資本主義は1986年のイギリス金融ビッグバンから始まったと思うのですが、リーマンショック以降、大きな転機を迎えているように思います。
ここらでゆり戻しをかけて、ローカルな経済を立て直しにかかる必要があるんじゃないですかね。

ローカルな経済の立て直し=先進国の貧困層の救済ですね。
社会主義的な政策が必要になるのではないか、ということです。
企業がどんどん多国籍化していっても、すべての人類は必ずどこかしらの国家に属しているわけで。
貧困層が増えれば国情が不安定になるのは目に見えています。
治安の悪化は貧困層の拡大と無関係ではありません。
それに、今のところ米英独仏日などを凌駕する軍事力を単独で保有する多国籍企業がどこにもないことを考えれば、それらの国々の投票権を持つ貧困層を無碍にし続ければ手痛いしっぺがえしを喰らうことになりかねません。


今後、世界は国家社会主義という名の反動を何度か経つつも、大枠としてはグローバル資本主義で世界中が富み栄えるようになり、共産主義やら評価経済やらアナキズムやら楽園やらへとシフトしていくのではないかと思います。
無論、道は平坦ではないし、さらなるイノベーションは必要なのでしょうが、その時代時代にあったイデオロギーをうまく選択していければいいなあ、と思います。

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[ 2011/11/11 ] 考察 | TB(0) | CM(-)

TPPの未来と現実

[ 2011/11/08 ]
とくダネ!に中野剛志氏が出演してTPP反対の論陣を貼ったあたりから、どうやらネット世論はTPP反対の方向で動いているようです。
政治系ブログを見ている限りでは、推進論者もわりといますけど、中野剛志氏を超えるような説得力とアピール力を持った論者は見当たりませんし、膨大なアクセスを集める2chのまとめブログではほとんど反対の方向に世論を誘導していますね。
大手マスコミが行った世論調査では軒並みTPP賛成派のほうが多数派でしたけど、実際のところはどうなんでしょうか。
そもそもTPPがどんなもんかわからない、という人がもっとも多いとは思うのですが。

もはやルール策定には加われないとか、米韓FTAの惨状とか、参加しても10年間で2.7兆円しかGDPは伸びないとか聞くと、参加してもいいことなんてないんじゃないの?という気がします。
私の偏見かもしれないですけど、TPP推進論者の人達っていうのはとにかく規制は悪だ、金の流れも人の流れももっと自由にさせろ、と言っているように見えます。

未来のことなんて誰もわかりゃしないから、TPPのおかげでよくなることもない、とは言い切れないところもあるわけですが、推進論者の「理想」がそのまま現実として我々の未来にやってくるとは到底信じられないんですよね。
TPPによって日本の様々な既得権益が取っ払われる、という人達がいますが、それは外国の圧力によってとっぱらわれるわけであって、自分たちの力で取っ払うわけではないわけです。
取っ払われたらまずい部分も取っ払われてしまう可能性が非常に高い。
自分たちで自分たちの問題を解決できないような情けない統治能力の政府が、TPP交渉でもまともな政治力を発揮できる、と考えるのがどうかしています。

私は、TPPは経済の問題である以上に、外交の問題でもあると思います。
日本政府の外交能力が世界をリードするほど強いものであるのならば、TPPに参加してもそれほど痛い目をみずに済むとは思うのですが、残念ながら私は日本の外交力を低く評価していますし、国民にも常に批判にさらされてきました。
アメリカ相手にまっとうに何かを言えた実績がないのにも関わらず、いきなりTPP交渉の段になって交渉能力が身につく、などということはありえないでしょう。


人間は知らず知らず、自分の理想なり思想なりを現実にあてはめて未来を測ろうとします。
私にも私の思想があり、その思想の範囲内でしか現実を見ることはできないし、その現実の延長上で未来を推測するわけですが、日本の外交力や市場の動向、企業の思惑など見ていると、TPP推進で日本がよくなるなどということはありえない、と言わざるを得ないですねえ…。
推進派の人達に見えている未来はどんな感じなんですかね。
彼らの理想通りに世の中が動けばいいのかもしれないけど、理想や期待に添えるほど、日本の外交力は優れていますかね。

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