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腐女子は百合厨に嫉妬しないのか

[ 2013/01/23 ]
ここ数年は百合要素のあるアニメ作品が1クールに1作以上は放映されているような気がします。
今期だったら『閃乱カグラ』か『ビビッドレッドオペレーション』あたりが話題を呼んでいますね。

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90年代から散発的に百合要素のある作品というのはあったんだけど、ここまで日常的に百合が咲き誇るようになるとは思いもよらなかったことです。
視聴層は主に男性だとは思うのですが、なんでここ数年、ここまで百合作品、というか百合的な見方で視聴できる作品が増えてきたのか。
まあ、ここらへんでも分析されているけど。

百合 考察
wikipedia

私はまたちょっと違う理路で考えたりしています。
物語の進化論という、かなり以前に書いた文章の発展形みたいなことですが、世の中がどんどん「女性の人間性」を発見しているから、ということなのかな、と。
近代以前の女性って「人間」ではなかったので、物語の中でそれほど個性的な役回りを演じる、ということがなかったんだけど、女性の社会進出と比例するかのように、物語の中における女性の役回りも多様化してきています。
我々はそうやって次々と発見される「女性の人間性」を驚きに満ちた目で受容し、それに魅了され続けているのではないか。
そうして発見された数々の女性の多様性のうち、もっとも先鋭的なものが百合なのかな、と。


ところで、百合アニメがこれほど頻繁に放送されているわりにはBLアニメってそれほど放送されないしヒットしないのはなんでなんですかね。
もちろん、多少の例外はあるにせよ。

百合の受容のされ方とBLの受容のされ方っていろいろ比較してみると面白いんじゃないかな、と思います。
笑いの対象、ネタの対象としてのホモやBL好き女子ならわりと頻繁によく出てくるんだけど、感情移入可能な対象としてはBLキャラって全然でてこないですよね。
ヒット作品でぱっと思いつくのは『エヴァ』の渚カヲルくらいでしょうか。
深読みすれば『Fate/Zero』のライダーとウェイバーとかもそうなのかな。
もちろん、もっと深読みすればジャンプ的なバトルマンガのすべてはBLだ、というような無理くりな理屈をつけることもできるんだけど、いくらなんでもそれは、ね。
あ~でも『HUNTER×HUNTER』のゴンとキルアはすこし掘っただけでBLになりますね。

『僕は友達が少ない』の志熊理科や『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の赤城瀬菜、『化物語』の神原駿河などのように、ところかまわずBL妄想を垂れ流す腐女子が登場する一方で、しかし、BL好きっていうのはオタクであることをカミングアウトするよりも抵抗のある趣味なのではないか、という印象があります。

figma 化物語 神原駿河 僕は友達が少ない 志熊 理科 (1/10スケール PVC塗装済み完成品)

以前、ダウンタウンDXで吉木りさがダウンタウンの二人でBL妄想をする、という話をしたら、彼女のツイッターアカウントが腐女子からの攻撃で炎上した、ということがありました。
本人を前にしてそんな失礼なことを言うな、と。
そんなもんなんですかね。
ためしにグーグルで「腐女子 カミングアウト」って検索したら結構な数ヒットしたけど、「百合厨 カミングアウト」でぐぐっても見当はずれなページしかヒットしませんでした。
腐女子であることは恥ずかしいことだけれども、百合厨であることは恥ずかしくないことのようです。


ところで、大きな本屋に行くとBLコーナーってけっこうなスペースを占めていたりして驚くんですが、百合コーナーってありませんよね。
あっても小さなスペースしか割かれていないと思います。
百合専門誌もそれほど数は多くありません。

あるいは、1970年代に萩尾望都、竹宮恵子らはBLの源流とも言うべき少年愛を題材にした作品を多数発表し、それらは少女マンガの枠を飛び越えて当時のオタク男子の教養とも言われるほどに男性読者をも獲得し、また少女マンガ自体の表現のレベルをあげました。

トーマの心臓 (小学館文庫) 風と木の詩 (第1巻) (白泉社文庫)

でも、専門誌が多数発刊され、本屋に専門コーナーが作られるほどに市場として無視できない規模になっているはずのBLから、ジャンルを超えて大ヒットするような作品がその後数十年にわたって登場してこないのは奇妙な話です。
一方、百合的な要素を持つ作品としては『けいおん!』と『魔法少女まどか☆マギカ』はそれなりにジャンルを超えて大ヒットしたと言っていいと思います。
また、おそらく百合厨にとって、今最も注目度の高い『ゆるゆり』の作者のなもり氏は女性だそうです。

映画 けいおん!  (Blu-ray 初回限定版) 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE extra 始まりの物語 永遠の物語 ゆるゆり 1 (IDコミックス 百合姫コミックス)

「百合」というのは一般作品ともそれなりに親和性が高くて、百合厨でない人間にもあまり拒否感を生じさせないもののようですが、BLはどうもそうはなれなさそうですね。

この差というか違いはなんなんだろうか。
あるいは、女性の社会進出の度合いがさらに進み、男女同権が今よりも推し進められた世の中になったら、腐女子であることは百合厨であることと同じくらい、不健全なことではなくなっているのでしょうか。
百合なんて、最近ようやく認知されてきたばかりの趣味なのに、そんなに後ろめたさを感じずに受容されていることに関して、腐女子は嫉妬したりしないのでしょうか。


テレビでオカマタレントはいくらでもいるのにオナベタレントは全然いないこととか、エロマンガでは女性ベースのふたなりにしか需要がないこととか、そうした性の越境に関する現状のいろんな差異が、どのようなきっかけでシフトしていくのか、というのは気になりますし、できることならその受容のされ方が変化していく様子を自覚的に観察していきたいですね。
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