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「少子化対策による景気対策」への異論歓迎します

[ 2013/02/18 ]
うちのブログでは少子化対策による景気対策、というテーマで何度も論じてきましたが、それに関して内容のあるまともなコメントがついたことはなかったけれども(笑)、ようやっと「タダシ」さんという方から内容のある異論が寄せられたので、それに対する回答をエントリ。
こういうのってやっぱり異論反論がいろいろあってこそ提案の精度は高まっていくものですからね。
元エントリはネトウヨ撃退~国土強靭化よりも少子化対策による景気対策を~

以下、青字は「タダシ」さんで、黒字は私です。


読んでいて思ったのは、時間についての視点が少し足りないのではないかと思いました。


土建云々を完全に非難しているわけではない、というお話は分かったうえでいいます。

1.短期的に雇用を改善しやすく、コントロールがしやすい(国が仕事の発注をしやすい、国が対策を打った場合に効果が出るのが早い)

2.労働者のなり手が広い(敷居が低いため、)

という意味で、建設業や自動車業界など第二次産業への施策、(公共事業を発注したり、自動車関係の税金を引き下げるなど)に国が注力するのは無理からぬ話に思えます。


それに対して、少子化対策による経済浮揚が難しいのは、上記の逆ですよね。

1’.子供の成長のステージごとに必要なものが変わるため、効果が出るタイミングや方向性が読みにくく、時間も年単位でかかる

2’.日雇い労働者などがなりにくい(育成コストが高い)職種が多く、経営者側は雇用の増大よりも、労働時間の増大等による労働量の確保に走りやすいため、金のまわり方が緩慢かつ狭い範囲になりやすい。

少子化対策は必要なことですし、国力の低下は避けたいでしょうから、長期的な成長を見込むためにも対策が必要なのですが、長くても3年ごとに選挙があるわが国では、かなり腰を据えてじっくりと取り組まなければいけない、この手の話が二の次になってしまうことはしょうがない面があると思います。



建設業界や電気・自動車メーカーへの資金注入がしやすくなっているのは、日本がそういう社会システムになっているからですね。
いわば高度経済成長期からの惰性でもって国が運営されているから、どうしてもそういう方向で話が発展しやすくなってしまう。
現状としてはそうだと思いますが、それでいいんでしょうかね。
国家戦略の立て直しにより、少子化対策を優先した政策を実施しやすくすればいいのではないかと。
また、そういった業界は労働者のなり手が広いがそれに比べ…、というお話ですが、それは保育業界の参入障壁を下げればいいだけの話じゃないですかね。
有資格者とともに、補助的な役割の人員も多数配置する、というように。
それに、今は日当にしたら日雇いで得られる金銭よりも保育士の給料のほうが低い、などという状況も珍しくないので、こうした状況も改善すれば、なり手も増えると思います。

また、子どもの成長ごとにステージが変わるからタイミングがつかみづかい、という話でしたが、むしろ子どもの消費性向は把握しやすいです。
新生児も6年後には小学校に上がるわけだから、ランドセルや学習机の需要が高まるだろうとか、12年後には学ランやセーラー服の需要が高まるだろう、とか振れ幅の少ない景気予想が立てやすいです。
また、子どもは流行に敏感なので、何かが流行ると、みんなそれにのっかってしまいます。
今の40歳以下の人達はみんな子供の頃はジャンプを読んでいただろうし、30歳以下ならみんなスーファミやっていただろうし、20歳以下ならポケモンやっていただろうしって感じです。
でも、大人向けの娯楽で、これほど一様に世代のほとんどの人間を魅了するような流行ってありますかね。
子どもの消費性向ほどコントロールしやすいものはありませんよ。



ただ、策を打ったとしても、それによって出生率が2を超えていくことがあるかといわれると少々疑問です。



2.0以上は目標であって、その数値に達しなければ意味が無いということはありませんよ。
私は現在の出生数100万人よりも10万人多かった場合の概算を提示していますし、景気に寄与する所大だと思いますが。


もし仮に全ての育児、教育費用が無料になったとしても、時間はかかります。

3人の子供を育てるのに必要なコミュニケーションや、教育方針について考える時間などによって削がれていく「『自分の時間』の減少」に現代日本の若い夫婦が耐えられるでしょうか。

娯楽が氾濫し、身に着けるべき情報も多い、私たちにとって『自分の時間』は金銭以上に削るのが難しいものだと思います。

個がある程度確立している上に「家族」に対する意識がやや低いといわれる日本では特に厳しいのではないでしょうか。

正直、
「二人の間に『愛の結晶』が必要だったとしても、一人いれば十分、二人必要、と考える人は珍しいよね。」
という風潮になっていてもしょうがないかな、と思いますよ。



全国に24時間保育施設をつくって、コンビニ感覚で子どもをあずけられるようにすればいいんじゃないですかね。





(フランスモデル云々という話に関してはhttp://meinesache.seesaa.net/article/249586509.html
こういう人もいれば

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/9020.html
こういう人もいて、正直わからないので言及は避けておきます。)

となると、直接的に手を打っても効果が出ないかもしれない施策、ということでなお後回しになるのかもしれませんね。

安倍さんは教育関係には力を入れていくようなので、上記のような損得を超えたことをしていくかもしれませんので、そちらに期待しておくべきなんでしょうかね。




いずれにせよ、日本で少子化対策といえるほどの少子化対策って子ども手当くらいしかやっていないんですよ。
それだけじゃ子どもが増えるわけがないし、また日本のように長時間労働が日常化した社会で両親が結婚後もともにフルタイムで働く、なんて難しいです。
結果、父親の稼ぎだけで一家を養わなければならないけれども、それじゃ二人目を産めないよね、という話になっていく。
「女性の社会進出率が低い」などという議論はよく聞きますが、せめてヨーロッパ平均並の労働時間を実現させれば、少子化も解消するし、女性も社会に進出しやすくなると思うんですが。

つまるところはそういった日本社会全体の制度設計をやり直さなければ少子化を改善することはできないんだけれども、そこまで頭の回る人がいないからどうにもならない、ということですね。
でも、やれば確実に日本はよくなりますよ。

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