リベラルな景気対策の確立を : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

ロックとオタクと思想と政経と社会について思いつきを垂れ流すブログ
お気に入りサイトの最新記事

スポンサーサイト

[ --/--/-- ]
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


↓よければアクセス&モチベーションアップ&話題の拡散に繋がるクリックを↓
ブログランキング・にほんブログ村へ このエントリーをはてなブックマークに追加follow us in feedly

全記事一覧    TOPページ

[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

リベラルな景気対策の確立を

[ 2013/03/23 ]
別に経済学部出身というわけでもないし、経済学を熱心に勉強したというわけでもないので、間違ったことしか言っていないかもしれないけど、とりあえず理屈として組み立てられるな、という手応えを感じたので、組み立ててみました。
まあ、このブログではいつものことですね(笑)。
良文であれ悪文であれ、読んだ人の考える材料になるのが一番よいのですが、いい踏み台になれますかね。

マルクス経済学、という言葉があるように、本来であれば、左派のほうが経済を饒舌に語ってもいいような気がするんですが、テレビなんかで名前を聞く経済評論家に左派の人ってあまり見かけません。
Wikipediaに日本の経済評論家一覧というページがあって、ざっと彼らの経歴を見てみましたが、そのほとんどが投資家や官僚、シンクタンク、コンサルタント、経済紙記者出身で、経済というよりは財テクやマーケティング、経営論を主張している人が多いです。
その中でマクロ経済、国家が採用すべき経済政策を主張している人も何人かいましたが、多くは政治思想的には右寄りで、企業や金融機関、投資がうまく回るためにはどうすればいいか、という視点ばかりが目立ちます。
まあ、著書を読んだ訳じゃなくて、ネットでちょっと調べただけですけどね。
例外は内橋克人、森永卓郎、佐高信、副島隆彦の各氏くらいでしょうか。
でも、彼らも別に積極的に「こうすれば景気がよくなる」という包括的な経済政策を主張してはいないです。
分析や予測がメイン。

wikipediaでは経済評論家とは別に経済学者の一覧、というページもあって、何人か重複している人もいるものの、そちらは大学教授が中心で、人数も膨大なものでした。
ちょっと全部は調べきれませんでしたね。
でもまあ、そうして学者と言われている人達の中でテレビに出て喋って、世論形成に一定の役割を果たしている人って限られていますからね。
経済評論家の一覧に出ていなくて、経済学者の項目には出ていた著名な経済学者で気になったのは浜田宏一、竹中平蔵、高橋洋一、野口悠紀雄、リチャード・クー、飯田泰之氏らあたりでしょうか。
どっちにもリストアップされていなかったけど、三橋貴明氏なんかも有名ですね。
まあ、いずれの論者にしても、リフレ、規制緩和、減税、公共投資の増大のいずれか、あるいはそれらの複合型に集約されてしまうわけです。

民主党が政権を握っていた時期、白川日銀総裁のもと、リフレ政策は否定され、規制緩和は凍結され、公共投資の幾つかは「事業仕分け」の名のもとに次々と否定され、消費増税が決定されました。
ことごとくそれら経済学者の言っていることと真逆の事をやっていたわけですね。
やったのは高速道路無料化と子ども手当くらいでしょうかね。
しょぼいです。
民主党を離党した小沢一郎と滋賀県の嘉田知事がつくった未来の党はリベラルの受け皿になるのでは、と期待されていたけど、その選挙公約を見ても、ほとんど景気対策に関して触れていませんでした。
社民党や共産党も目玉となるような景気対策はほとんど打ち出せていませんでした。
どちらの党もケインズ的な公共投資を挙げていて、その意味では右の人達と変わらないわけですが、違いが打ち出せないからなのか、あまり大きく取り上げていないです。
これじゃあ、リベラルが人々の支持を集めるなんて難しいんじゃないですかね。

なんだかんだいって、生活に直結する景気をどうにかしてくれって人が多いのに、リベラルの側ってそれに答えられるような景気対策ってほとんど何も打ち出せていないんだもの。
護憲とか反戦とか脱原発とか年金とか女性の社会進出とか福祉とか歴史認識とか(大きな問題だけど)、そんなものより景気ですよ。
TPPでGDPアップ、というプロパガンダをよく聞くけれども、TPPに反対して、じゃあそれで景気を回復させることができますか、というと別に代替案があるわけでもなかったりしますからね。

でも、自民党が掲げる景気対策も、世の中のほとんどの経済学者が掲げる景気対策も、尽く失敗しますよ。
だって、そういう経済学者達が依拠しているケインズとかクルーグマンとかバーナンキとかの経済政策が想定している社会って少子高齢化を前提にしていないですからね。
日本の人口って昨年は21万人自然減しましたが、これはGDPで言うと、日本人一人あたりのGDPが480万円なので、約一兆円ほど経済規模が縮小したことになります。
おそらく今年はもっと減るだろうし、来年はさらに減るでしょう。
人が減っているのに、誰が使うんだかよくわからない道路やダム、空港なんかの公共施設をつくったって投資になりません。
将来世代への借金が増すだけです。
インフレターゲットをやっても刷った金が庶民に還元されるルートはどこにあるんでしょうか。

↓は一週間ほど前のニュースですが
「解雇を原則自由に」 産業競争力会議で民間議員が提案(朝日新聞)

労働市場に流動性は必要だし、やるべきことだとは思うけど、前提としてセーフティーネットが充実していなければ、とんでもないことになりますよ。
今だってとんでもないことになっているというのに。
就労支援の充実を図ることがまず何よりも優先されるべきじゃないですかね。
でTPPで規制緩和です。
金持ちだけが儲かる、と。

既存の経済理論に従えばそりゃあこういう話になってくると思うけど、何度も言っているように少子化しているのに、こういうことやったって無駄だって話です。

少子化って誰もが深刻だと思っているのに、一向にそれを改善しようという政策を本気で打ち出していないんですよね。
抗えない運命だと思っている節があります。
そんなことはありえませんよ。
現に少子化から立ち直った国はヨーロッパにいくつかあるんだから。
子どもが増える=消費者が増える=需要が増大する、という単純な話で経済が回るのに、誰もそこに注目しない。
「これから少子化だからね」って暗い表情でつぶやいて、それを改善しようというふうに考える人が全然いないんですよ。
刷った金を保育料無償化と保育施設の拡充に回せば、貧乏人でも、夫婦揃って馬車馬のように働くような家庭でも、子どもをつくることができるようになります。
結婚の障壁だって下がる。
そうやって増えた子どもたちが人間として成長していく過程で膨大な需要が発生します。
今はテレビやPCなんかみんな持っているし、車だって必要な人間はみんな持っているけど、何も持っていない子どもを増やせば、彼らの成長や欲求に比例して需要が増大していく。
それで経済は回るし、インフラ整備も意味のあるものになっていく。

というような少子化対策の話は何度もこのブログでしてきました。

人間って誰でも幸福になりたいと思っています。
幸福は人それぞれ、みたいに言う人がいますが、その人それぞれと言えるようになるには前提となる条件を満たした上でなければなかなか言えません。
すなわち、

健康であること。
就学、就労し、友人をつくり、家庭を築き、ゆるやかに老いていけること。
娯楽を楽しめる余裕と感受性を持つこと。

満たしていなくたって、幸福な人はいくらでもいるだろうけど、近代国家の人間として形成された我々の多くはそれでもこのモデルの魅力を否定することは難しいと思います。
今、巷間唱えられている経済政策では一部の人間にしかそうした幸福を享受することはできなくなっていきます。
そうした一部の人間は国内市場が収縮して、人々の購買力が低下しても世界市場で収益をあげればそれでいいと思っていますからね。
でも、確実にほとんどの人間はこうした幸福を欲しています。
言われなければわからないことだけどね。
これらの欲求を多くの人が満たせるような政策を志向する必要がある。
そのための社会整備をする、という話を朗々と語れるリベラル経済学者が出てくれば、リベラルが復権することもありえるんじゃないかな、と。
これって、リベラルこそが唱えるべき経済政策だと思うんですよね。
まあ、別に保守が訴えたっていいんだけど、保守の人達って、こっちのほうには頭がまわらないですからね。
なんか、こんな記事が出ていたくらいだし。
少子化対策、首相側近が相次ぎ異論 政権方針に(朝日新聞)
でも、子どもを増やすことほど有効な投資ってありえませんよ。

これは今までの経済学の歴史では語られてこなかった話かもしれないけど、私はいろんな人に話して、ここでも書いて、様々な異論反論を受けて、それでも論破されたことはありません。
そろそろ偉い人が真剣に考えてくれてもよさそうに思うんですけどね。

関連記事


↓よければアクセス&モチベーションアップ&話題の拡散に繋がるクリックを↓
ブログランキング・にほんブログ村へ このエントリーをはてなブックマークに追加follow us in feedly

全記事一覧    TOPページ

[ 2013/03/23 ] 少子化 | TB(0) | CM(-)
忍者AdMax

トラックバック:
告知

他アカウント等
・昔書いた小説
・Twitterアカウント
・はてなブックマーク

相互RSS募集中
何かあればこちらまで sencha.freak69■gmail.com
煎茶

ブログのコメント欄は閉鎖しました。コメントははてなブックマークかツイッター、もしくはメールで直接管理人までお願いします。

忍者AdMax


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。