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他人の恋愛に感情移入しすぎるなよ~『WHITE ALBUM2』考察~

[ 2013/03/27 ]
また『WHITE ALBUM2』に関連した話なんで興味ない人&未プレイの人はスルー推奨。
ネタバレ有ります。





以前、取り上げたときはちょっと称賛しすぎたかな、という反省があるので、やや批判めいた文章。

codaのかずさトゥルーエンディングルートにおいて、それまで雪菜と婚約寸前までいっていたにも関わらず、かずさと生きていくことを決意した春希に対して、彼の友人たちが雪菜とよりを戻すよう春希に翻意を迫ろうとして果たせず、一方的な非難に転じ、やがて絶縁にいたる描写は強烈で、多くの人に多大な胃痛&トラウマを覚えさせました。
高校時代から五年間、春希と雪菜がうまくいくように、様々な計らいを見せてきた親友とも言える彼らがしたことは、しかし、もう一方の当事者で、捨てられる側の雪菜から見ても、余計なおせっかい、と罵倒されるような行動だった。
私は読んでいて、胃痛というよりも、「こいつらどこまで他人の恋愛に感情移入してんだ」という奇妙な違和感を感じていたんだけど、そのシーンに関して、ネット上の反応をいろいろ見ていても、「胃がキリキリ傷んだ」とか「欝になった」とか「武也はマジ親友」とかそういう反応が多くて、私みたいに違和感を表明した文章とは出会えませんでした。

我々が物語を読んでいてその物語の登場人物たちの恋愛に感情移入する、というのは普通のことなんだけど、でも現実にも他人の恋愛に感情移入した挙句に、うまくいかないからって絶縁にまで至るようなことってありえるんでしょうかね。
まあ、私はちょっと想像がつきにくくて、だから違和感を感じたんだけど。
もちろん、自身がその恋愛の当事者になった場合は話は別ですよ。絶縁してしまうのもありふれた話です。

自分の周囲の人に幸せになってほしいな、と思う程度の良心は私も持ち合わせているので、他人の恋愛を応援したことも、他人から応援されたこともあるけど、その応援が実らなかったからって、絶縁したこともないし、絶縁されたこともありません。
まあ、しょうがないよな、で済む話です。
自分とそりの合わない女性とくっついたせいでその友人とやや疎遠になった例、というのはあるけど、絶縁までは…。
『君が望む永遠』でそういう友人ポジションにいた平慎二は、そこら辺、割り切っていて、主人公の恋愛がうまくいくように計らいつつも、彼自身が応援していた速瀬水月と主人公がうまくいかなくなっても、あるいはうまくいっても、いずれの当事者とも良好な関係のままでいました(緑の悪魔ルートは特殊事例とする)。
それが普通だと思うんだけど、おそらく『WHITE ALBUM2』ではストーリーをよりドラマチックなものにするために、あえてそうして絶縁にまで至るような描写をした。
そういうあざとさにまんまと乗せられたユーザーは世の中にはけっこういて、それで「リアリティが」どうとか言っている人達がいたんだけど、リアリティはないですね。
「ああいう恋愛がしたい」と思っても、ありえないし。

「ファンタジーとしての恋愛」「思考実験のサンプルとしての恋愛」という意味では非常によくできていて、多くの人達にリアリティがある、と錯覚させる力もあるんだけど、そういう恋愛至上主義的な作りの罪深さがあまりチヤホヤされると、それはそれで面白くないよなあ、という気もします。
美少女ゲームで名作と言われているような作品なんて、どれも恋愛至上主義だろ、的なことも言われそうですが、そうでもないです。
恋愛も重要な要素だけど、それと同等くらいの比重でSFやミステリー、伝奇、ホラー的なテーマや自分探し、自己実現、世界の変革、家族の絆などといったテーマも語られている。
私なんかはSFテーマに惹かれてこのジャンルに手を出した口ですからね。

むしろ、恋愛至上主義のためにあえてリアリティを捨てたのかもしれないけど、そうやって捨てられたリアリティに気づかない人が多いのはどうしたものかな、と。
いや、そうは言っても、以前書いたように『WHITE ALBUM2』が傑作であることには変わりないわけだけれども、ね。
ただ、そういった割り切り方が出来ない人も世の中には多くて、冷水をぶっかけたくなったわけです。
恋愛至上主義にリアリティを見出すようになったらリアルの恋愛ができなくなってしまいますからね(笑)

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