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文化の越境に関する記事への反響

[ 2013/04/02 ]
前回の記事ですが、五年前のものを再エントリしただけなのに何故かホッテントリ入りしてくれたようで、いつもより多くの人に読んでいただけました。
でも、たいしてコメントを寄せられているわけでもないなあ、と思っていたらわざわざ批判記事を書いた方がいらっしゃいました。

『ロックとオタク文化は本質的な意味では国境を越えられないのか』らしいので見解を書いとく
 あざなえるなわのごとし

話題になるのはいいんだけど、何か反応があったと思ったらネガティブなものばかり、というのは脱力しますね。
放っておこうかとも思ったけど、うちみたいな零細ブログをせっかく取り上げてくださったことだし、ツイコメで私の文章を斜め読みした上に「罪悪」だとまで述べておられた方もいるので、とりあえず反論しておこうかな、と。
言葉足らず、誤読されやすい文章であったかもしれないとは思うけど、罪悪とまで言われるのは心外ですし、新しく論を立てるより反論書くだけのほうが楽なんで。


以下、引用文は青字

単純に日本は日本語で海外は英語だから。
英語のロックバンドも存在するが日本ではまずウケない。
ブリリアントグリーンなんていい例で、デビュー直後はオアシス的なイギリスロックだったのに日本語に切り替えてからすっかり変わりそこから売れ始めた。


音楽に関しては日本だけを問題にしているわけではありません。
英語圏でもカナダ発、オーストラリア発、ニュージランド発、フィリピン発、南アフリカ発の世界的な「ムーヴメント」ってないよね、という話です。
それらの国に比べたら英語圏ではないドイツやスウェーデンのほうがまだ世界に発信できたムーヴメントがあった。
英語のロックですが、ビートルズでもストーンズでもエアロ・スミスでもマイケル・ジャクソンでもレッチリでもなんでもいいけど、日本でチャートのトップになったりドームを埋めるようなロックバンドはいくらでもいますよ。
クイーンやチープトリックなんかはそもそも日本から火がついたし、Mr.Bigやイングウェイなどのように本国よりも日本での人気のほうが先行していたバンド、アーティストはいくらでもいます。
ブリリアント・グリーンはそもそも英語の曲を聞くようなファン層を持っていなかったということでしょう。

誤読だと思うので、書き直し。
国内市場で英語で歌っている日本人バンドがいるか、ということですね。
まあ、いないですね。
それは当然なんだけど、別に日本に限った話じゃないんで。


そして今は海外でもロックの盛り上がりはイマイチ。
そこにメインストリームになるようなムーブメントの担い手が居ない。
勿論ジェイクバグやパーマバイオレッツみたいなバンドは注目に値するが、ムーブメントを作り出すほどじゃないだろう。あるとすればダブステップだろうがダブステはムーブメントと呼べるほどマジョリティまで広がるかどうかは微妙だろう。


現状ではそうですが、別に本記事は現状に限定した話ではありません。
ロックの歴史全体を通した話です。


アニメの文化は日本と海外では違う。
日本ではアニメの地盤があり、大人向けのアニメと言ったものから子供のアニメまでバラエティも豊富だ。だが海外ではどうか。
アメリカにはシンプソンズみたいなアニメはあっても、大人が毎週見るようなアニメは無い。
そしてアメリカはCS文化がある。
日本のように民放があり、そこで放送すれば大概の人間が見る、なんて言う文化ではない。
多チャンネルに多様化、カートゥーンの専門チャンネルはあっても大人が見るアニメのチャンネル...あるのかな?知らないけどコンテンツを揃えるのが大変そうだ。
アジア圏なら可能かも知れないし、中国あたりのコミック市場は面白そうではある。
でも情報は入って来ないから判らない。
イギリスのアニメ事情は知らないが、フランスはコミックもアニメも根強い。


バットマンなどに代表されるような劇画的アメコミや、メビウスのような絵画的なコミック作家は出てくるが萌え文化などはそもそもが無い。

大体、日本の『ヲタク』って呼称ですら二十年も経っていないような歴史の浅い文化だし、それがネットとコミケで急速に発達し『初めからあった』ように思えているだけで、昔からあった文化じゃない。
少なくともシャア猫だのなんだのよりは後だろう。
それを海外で模倣して、根付くなんてどれだけの時間が必要なんだか。



それぞれの国にそれぞれのオタク文化があるのは存じておりますよ。
そういったローカルなオタク文化の担い手が一方でいることは大前提です。
でも、鉄腕アトムやドラえもんやセーラームーンやパワーレンジャーやポケモンやドラゴンボールや聖闘士星矢やキャプテン翼やグレンダイザーなんかは社会現象と言っていいほど盛り上がった国がたくさんあります。
当然、そういった文化に憧れ、そういった文化の担い手になりたいと思う人も多いでしょう。
自国のローカルな文化とは別にして、ね。
でも、出てこられないのはなぜだろうね、という話です。

萌えに限定した話なんかしてませんよ。
オタクって言葉を見てすぐに「萌え」と判断するのは間違いです。
オタク、ヲタク、おたく、名称はなんでもいいけど、マンガ、アニメ、ゲーム、ラノベ等を包含したユースカルチャー一般と言っておきましょうか。
それらの嚆矢は手塚だった、ということです。
手塚以降のマンガ、アニメ、ゲーム、ラノベ等のジャンルをひとくくりにした文化。
もちろん、手塚以前にもマンガ家なんていくらでもいたけど、歴史の連続性が事実上、一旦途絶えていますしね。


一緒くたで随分としんどい文書だが、海外と日本の漫画文化の差はとても大きい。
ラノベと言われるジャンルもなく、週刊の漫画雑誌も存在しない。
ニコ動も無いし、萌えも無い。


骨格に比較して目がとても大きく、虚構でなければ存在できない漫画の萌えキャラの造形を我々がなぜ自然に受け入れる事ができるか。
それは漫画の文法を教えてもらわなくても漫画を読めるように我々には自然な事だが、文化圏が違えばそんな当たり前の事も受け入れるのに時間がかかるのは当たり前の話。本の表紙から順番に、漫画のコマは一番上から順番に。
吹き出しの中にはセリフが書いてあり、それ以外には効果音が擬音として書かれている。
誰にも教えられて居ないがみんなわかる当たり前のパラダイム。

でもそれは日本人の漫画を読む人間にとってのパラダイム。
萌え絵を模倣したとして、その文法を模倣したとして、次はその文法や文化が浸透しなければ文化が海を渡ったとはいえないだろう。
まずそういった文化をどうやって習読したのか考えてみてはどうだろうか?
そうすれば海外の人にそう言ったものをどうやって広げて行けるか、に目を移せるような気がするけどね。判らない、どうしてだ、だけでは何も進まない何も判らない。
ごちゃごちゃな考察のまま。


それは一緒くたにして語れる部分もあるからです。
「萌え」に特化した誤読をされて、それでわかっていないとか悦に入られても困ります。
「萌え」なんて単語、前回の記事のどこにも出ていないでしょう。
「萌え」も含む、マンガ的想像力を核とした日本のユースカルチャー一般です。
で、そういう意味でのマンガならたとえば韓国ならマンファ(事実上の日本風マンガ)の出版点数は日本とそれほど違わなかったりする。
台湾なんかも台湾産の「日本風マンガ」だけを掲載している雑誌が複数売られています。
フランスとドイツにもそういう国内の「日本風マンガ」だけを掲載している雑誌はあります。
その他の国の事情までは存じませんが、そうやって、「日本風マンガ」「日本風のオタク文化」に憧れている人達はかなりいるのに、でも、海外産で、ドラゴンボールみたいな爆発的ヒット作品(「萌え」に限定せず日本マンガ的な想像力に依拠した作品全般)は長らく出てこないね、という話です。

そもそも目指している人の数が違うから、というのは当然ありますが、それにしたってドイツ産、フランス産、台湾産、あるいはOELマンガでもう少し話題作が出てもいいんじゃないか、という話です。
韓国産はいくつか例があるし、日本でアニメになったのもありますがね。

ごちゃごちゃなんじゃなくて、そもそも議論の射程が違うだけです。
言葉足らずであったことは認めますが、あなたの誤読具合もかなりのものです。


アニメ文化は、
コミックス文化は、
萌えと言う概念は、
ラノベ文化は、
ボカロ文化は、
それぞれが発展も言及も経緯も全て違う。
ヲタク文化なんて十羽一絡げで言及なんて無茶苦茶。

それに海外と言って一緒くたにしないでアメリカなのか、イギリスなのか、中国なのか。
あるいはオーストリアかパプアニューギニアか。
全部海外だし、もし逆に他国から日本を見た時に
「日本と中国なんて一緒でしょ?」
って語られても困るでしょう?
「海外」なんて言うところで論を展開させても際限がない。


各論で語ることもできますが、総論として語ることもできますよ。
私は総論として語ったまでです。
各論に踏み込めば、いろんな事情があるのは当然のことです。
そして、総論として語ることなんかまったく意味が無い、ということでしたら、そもそも話が噛み合うはずもないのだから自説を乗っけてからまないでいただきたい。
総じてこういう傾向にあるよね、という話をしたかっただけです。

海外に日本みたいなコミックの名作がないのはなぜだ!なんてフランス人に言ったら
「てめぇはメビウスすら読んでねぇのか」
って言われるわな。
せめてそう言う知識を持ってから言及しましょうね。
いやほんと。

元記事に言いたい事はそんなもん。


海外に、日本風のコミックの名作がないのはなぜだ、という話です。
メビウスは日本風コミックではありませんよね。



さて、次はこの人

反論ツイコメ1


スーパーマンが出てこないのは、アメコミに憧れている人が少なかったからだろうし、アメコミが日本でドラゴンボールみたいな社会現象を起こしたことなんて一度もありませんからね。

私は海外の文化をすべて知悉しているわけではありませんが、だからといって海外の文化を語ってはいけない、ということになったら、おそらく海外の文化を語れる日本人などどこにもいなくなりますよ。
そもそも日本の文化の理解度だって同じ日本人でも差があるでしょう。
それぞれの人間がそれぞれの範囲内で知り得た情報で文化を語ることに何か問題があるでしょうか。
それが間違ったものであるのなら、冷静に間違いを指摘すればいいだけであって、「罪惡」などと断罪されるいわれはまったくありません。

オタク文化というよりも、日本発祥のオタク文化と言ったほうがいいでしょうかね。
海外産のオタク文化の話はまた別です。
日本発祥のオタク文化を実践している人の話をしたんですよ。



オタク文化考察というのはこういうめんどくさい理屈をこねて批判して来る人がいくらでもいるから、いちいち相手にするかどうかは気分次第ですが、今回はたまたまノッたので、エントリしてみました。
再反論が来たらどうするかはわかりません。

絡まれたのでさらに反論記事
「あざなえるなわのごとし」を批判する

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