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ワタミ問題は価値観が変わる契機となりうるか?

[ 2013/07/12 ]
渡邉美樹氏が自民党から参院に立候補する、というニュースが駆け巡ってから、ネット上でワタミに関する話題が途絶えた日ってあったでしょうかね。

はてなで"ワタミ"タグがつけられた記事の一覧

よくもまあ、これだけネタが尽きないもんだな、と苦笑せざるをえないところですね。
でも、ネット上での盛り上がりはどこ吹く風で、大手マスコミでは特に問題視していなかったりするので、ワタミのトンデモさ、というのは実はネットをやっていない人には全然伝わっていない、という実態があったりします。
テレビくらいでしか情報収集をしない年配の知人にワタミのブラック企業っぷりについて話を振ってみたら、そもそも「ブラック企業」という概念すら知りませんでした。
ネット世論を見ている限りではごく少数の例外を除けば、大勢としてワタミの鬼畜さというのは共通認識になっているんですがね。

ネット上では、自民党支持者ですら今回の渡邉美樹氏立候補に関して、否定的な意見が多いんですが、ワタミのような企業が躍進できたのはまさに自民党的な価値観の忠実な体現者だからです。

「お客様は神様」「24時間365日死ぬまで働け」

根性論的資本主義。
渡邊氏が自民党から立候補したのは当然のことであり、その動機の背景を探っていけば、ごくごく自然な成り行きとも言えることです。
ところが、世の中の大半の人々というのは物事の背景にまで洞察力を働かすことはできないもので、この事態に対してどう向き合っていいのかわからず混乱している、という光景がちらほら観察されました。
これは当然の帰結とでも言うべき現象なのですが、それでも自民党を信じることとワタミを受け入れることは相容れないという人は多いようです。
人は自分が信じてきた価値観をそうそう容易には変えられない、ということなんでしょうかね。
ただ、いろいろと書き込みを見ている限りでは共産党に投票する、という人たちの意見を多く見かけるようになったので、今回の渡邊氏立候補という事態は人々に価値観の転換を迫る、という意味では大きな転機になったのではないかと思います。
まあ、だからって共産党が自民党を上回る議席を獲得できるか、というとありえないことだし、渡邉美樹氏はおそらく当選するでしょう。
それでも、相対的に見て、これほど共産党が注目を浴びた例、というのは近年では記憶にないことなので、そこに何らかの意味はあるはずだし、ちょっと考えてみようかな、と。

人の価値観はそうそう変わらない、とは言いつつも、わりと状況次第で世の中の流れは頻繁に変わっていくし、ここ20年くらいの世の中の変化も相当なものがありました。
ぱっと思いつく範囲で言えば、未成年飲酒、喫煙者への風当たりの強さ、音楽を聴く人の減少、韓国への蔑視、自己責任論の蔓延、原発反対論が目につきますね。
こういう価値観の変化ってどういうタイミングで発生するんだろう、というのは以前から気になっていました。
ブラック企業に関して言えば、2008年に『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』がヒットしたあたりでその概念が普及したかな、という印象があります。
ただ、この作品はブラック企業という概念そのものを批判するような類の話ではなくて、そのブラック企業の中で頑張って生き抜いていく自分を自己肯定するようなストーリーだった。
大変だけど頑張っている、という愚痴に共感、みたいなノリですね。

過労死なんて現象はもう何十年も前から頻繁に発生してたのにも関わらず、それが特に社会問題として共有されるようになる、ということはあまりなかった。
それはそのがんばりにある程度反映できるような賃金が保証されていたから、ということなんだろうけど、今はそのかぎりではなくなってしまいましたからね。

そういう事態が蔓延するようになったのは、自民党政権下ですが、特にそれが選挙の争点になったということもなく、民主党に政権交代したのだけれども、民主党政権下でも、それらの事態が是正されるようなことはなく、再び自民党政権に戻った。
そして参院選に和民が立候補、と。
ことここにいたって、ブラック企業問題というのがようやっと政治問題としてクローズアップされるようになったかな、という気がします。
もちろん、リアル空間ではほとんど問題視されていないけれども、少なくとも ネットの盛り上がりを見ている限りでは、自民党支持者ですら、ワタミ叩きに熱をあげるようになった、と。
ここからどのようにブラック企業問題が展開していくか未知数だし、普通に考えれば、日本の労働環境はますます悪化していくだけだろうな、というのは想像に難くないのですが、それでも、今回のワタミ立候補という現象はひとつの分岐点になるのではないかな、という印象があります。
過大な期待はできないし、下手をしたら、むしろ自民党的価値感がさらに加速していく、なんて事態が発生しないともかぎりませんけどね。


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