『健全なる精神』(呉智英) : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

ロックとオタクと思想と政経と社会について思いつきを垂れ流すブログ
お気に入りサイトの最新記事

スポンサーサイト

[ --/--/-- ]
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


↓よければアクセス&モチベーションアップ&話題の拡散に繋がるクリックを↓
ブログランキング・にほんブログ村へ このエントリーをはてなブックマークに追加follow us in feedly

全記事一覧    TOPページ

[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

『健全なる精神』(呉智英)

[ 2010/11/25 ]
2001~2007年に新聞や雑誌で執筆された時評を集めた評論集。
刊行自体は2007年。

学生時代、呉智英の著作を貪るように読んで、その私塾にも通い、かなり影響を受けたものだったけれど、この5,6年ほどは著作を買うこともなく、また著作を読み返すこともほとんどなかったので久しぶりのことだ。

毎回のごとく繰り返される「すべからく」の誤用指摘と、「支那」呼称の正当性の話題はもはや微笑ましささえ感じたが、内容全体としても、それほど新味に感じるところはなかった。
それでも好きなので、面白く読むことはできたが。

この人は過去に「人権思想・民主主義の相対化」「封建主義の提唱」「学術的マンガ批評確立の地ならし」という重要な業績をあげているので、すでに歴史的役割は終えていると思う。
だから、これから先それほど重要な著作を発表しなかったとしても、その価値が下がることもないのだけれども、アカデミックな場所ではいまだに色物扱いされていることに変わりはない。
政治学や思想史において、彼の名前が語られる日が来ることはあるのだろうか。
そういう意味ではまだまだ現役でいてほしいところなのだけれど、本人にそういう気概がない以上、時代の転換がなされない限り、注目度が増す、ということもないのだろう。


で、本書の内容だが、繰り言が多いとは言っても、彼の視点の貴重さは他に類のないものなので、その貴重な視点から浮かび上がってくる現代社会の様々な事象の歪みを確認していく作業は単純に面白かった。
そうは言えども、今までの自説の補強以上の知見を本書で見ることはできなかったが、存在をアピールし続けることで、民主主義の弱点、欺瞞、限界といったものを確認するきっかけにはなる。
これは大きな事だと思う。
生きてれば、何が起こるかわからないもんなあ。
関連記事


↓よければアクセス&モチベーションアップ&話題の拡散に繋がるクリックを↓
ブログランキング・にほんブログ村へ このエントリーをはてなブックマークに追加follow us in feedly

全記事一覧    TOPページ

[ 2010/11/25 ] 書籍 | TB(0) | CM(-)
忍者AdMax

トラックバック:
告知

他アカウント等
・昔書いた小説
・Twitterアカウント
・はてなブックマーク

相互RSS募集中
何かあればこちらまで sencha.freak69■gmail.com
煎茶

ブログのコメント欄は閉鎖しました。コメントははてなブックマークかツイッター、もしくはメールで直接管理人までお願いします。

忍者AdMax


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。