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『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』(庵野秀明)

[ 2009/09/02 ]


ところで、エヴァが世に出てから14年経つわけだが、綾波レイを見なかった日ってどのくらいあるのだろうか。
ネットを徘徊していたら、どこかしらアフィリエイトにレイを使った商品の広告があるし、街を歩けば、パチンコ屋ののぼりにレイをよく見かける。
ゲームやコミック、フィギュア、リマスターDVDが途切れることはなく、コンビニに行けば食玩やトレカ付きのお菓子をよく見る。
そんな状況がかれこれ10年近く。

「スト2」の春麗や「FF7」のティファなんかも「実用的」な二次元キャラとしてはかなり息の長い部類に入るけど、レイほど多くの皆様の子種を絞りつくしたキャラクターはいないだろう。そして、これほど数多のエピゴーネンを生み出したキャラクターもいない。
この現象が社会に与える影響ってどんなんだろう。
誰か研究してくんないかなあ。


新劇場版:破は3回見に行った。
最初に見たときは面白すぎて泣きそうになった。
感動して、ではなく面白すぎて感極まる、というのは初めてだ。
ああ、こんな面白いものを見られて、自分はなんて幸せなんだろう、と思った。
これがわからない人はなんてかわいそうなんだ、とさえ思ったけど、エヴァ以外でそうした至高体験を感じられれば、特に同情されることもない。
エヴァで至高体験を感じられない人も、ドストエフスキーで感じるかもしれないし、スポーツで感じられるかもしれないし、ゲームや音楽で感じるかもしれないし、登山で感じるかもしれないし、パチンコや仕事で感じるかもしれない。
結局はそういうのも人それぞれではあるんだけど、あれだけ社会現象になり、後の作品に多大な影響を与え、莫大な経済効果を生んだ作品に素直に酔いしれることができる、というのは幸せなことだ。
感動の共有、ライブ感覚。
たとえばそういう数字のライブ感覚だけなら「冬のソナタ」や「ハリーポッターシリーズ」、「24」あたりに至高体験を得た人は同質の感慨を得たのかもしれないけど、それらは決して文化の最前線にいたわけではなかった。
それらで表現や文化のレベルが底上げされることもなかった。
だが、エヴァは最前線にいた。
そこから色々なものが変わっていった。

で、旧作はともかくとして、今回の劇場版は最前線なのか、というと難しいところだったりする。
映像美の素晴らしさは相変わらず他に類を見ないほどと言っていいと思うし、見たことのない画像は今回も目白押しだった。
だが、ストーリーはどうか、というと、うーん。
無茶苦茶面白いんだけど、エンタテインメントとしては文句のつけようがないんだけど、だが、ここには旧作にあったような「文学性」というのが垣間見えない。
なにをもって「文学性」とするのか、というのも非常に面倒な問題なんだけど、旧作15話やラスト2話にあったような私小説のような自己言及的アプローチがここには希薄で(そういった部分もないことはないが、あくまで旧作の表現の使いまわしだった)、そういったものによって旧作がサブカルや論壇でもてはやされ、社会現象になっていった過程を踏まえると、今作はどうなの?と思う。
これはこれで面白いからいいんだけど、お祭好きとしては、祭がでかくなるのに越したことはないので、ぜひとも完結編では破綻してもよいから、小さくまとまることなく、エグいラストを期待したい。
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