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『ギルガメシュ叙事詩』(月本昭男 訳)

[ 2007/10/28 ]

紀元前2600年頃に成立した物語で、実在したとされるウルク(メソポタミア文明)の王ギルガメシュの英雄譚を描いた叙事詩。
本書ではその叙事詩を様々な断片のみが残る写本からそれぞれ翻訳し、かつ『ギルガメシュ叙事詩』発掘の経緯、受容の歴史、他文献との比較研究を綴っている。

世界最古の物語、とされており、粘土板に刻まれたシュメール語の楔形文字の文章の連なりには完本は存在せず、現在の我々はその断片のみしか知ることが出来ない。
アッシリア地方の広範な地域から多数の言語による写本が発掘されること、聖書の「大洪水」と共通する記述が見られることから、古代の西アジア地域で広く親しまれた物語なのだろうが、現在との連続性は長く途絶えていて、この作品が連続した歴史の上に再登場できたのは1872年になってからだった。

友情と死と成長の物語であり、4600年前の作品ながら、文学的に主要なテーマが力強く描かれている。
ギルガメシュの名はテレ東で昔やっていたお色気番組『ギルガメッシュないと』、ファイナルファンタジーシリーズやFateシリーズの敵キャラ「ギルガメッシュ」として、日本人にも親しみのある響きの名前になっている。
ヘラクレスやロキや神農やおろちなんかよりも古い名前であるから、その固有名詞の権威はある意味で最大級なんだろう。

実際、主要な文学的テーマが提示されていようとなんだろうと、今の感覚で本文だけ読んだところでそりゃたいして面白くないんだけど、そういう歴史的、考古学的経緯とのリンクによって楽しみ方が変わってくる。
4600年前にこのような視点でもって人間と世界を描いた人々がいた、という事実に幻惑された。
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[ 2007/10/28 ] 古典・純文学 | TB(0) | CM(-)
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