『車輪の国、向日葵の少女』(あかべぇそふとつぅ) : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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『車輪の国、向日葵の少女』(あかべぇそふとつぅ)

[ 2007/09/26 ]
日本に酷似した背景を持つものの、「特別高等人」と呼ばれる人々の裁量によって法が運営されている国で、その特別高等人になるべく試験を受ける少年と、刑罰に相当する「義務」を負った少女達との交流を描いたヴィジュアルノベル。

広義のディストピアものではあるが、エロゲー的なノスタルジック人情話が秀逸で、危うく泣きそうになった。
現実社会の功利主義的な体制に対する批判は感じるものの、ディストピアものにしてはそれほどシニカルさが感じられないのは、主人公がそれぞれのヒロインを救ってやる、というエロゲーフォーマットにも忠実だったからかもしれない。
人間観自体が真摯で、ひねったところがないのにも関わらず、きっちり感動できたことにライターの実力を感じた。
なんだかんだ言いつつ、人間性に対する深い信頼がそこにはある。

また、ディストピアものといえば大抵の場合、共産主義に代表される超管理国家であるのだが、この作品ではプラトン的な哲人政治によって運営されている国家を題材にしている。
いずれにせよ、イデオロギーに跳ねた集団の内実が醜く描かれるのはこの手の作品では常套ではあるが、哲人政治がそこで描かれる、というのはちょっと例がないかもしれない。
ただ、これは個人的な興味でしかないけれども、設定としてこれだけ面白いものを持ってきたのなら、もう少し、その哲人政治の歴史や内実を描いてほしかった、というのはある。
「エロゲー」の限界なのかもしれないけれど、設定の面白さをエロゲーフォーマットが邪魔しているような気がしてならなかった。
たしかにそっちのフォーマットでも感動できるし、大多数のユーザーはそっちを望んでいるんだろうけどなあ。

どっぷり作品世界を楽しむことはできたんだけど、少し食い足りない気がして、それだけが残念だった。


車輪の国、向日葵の少女(通常版)
5pb. (2013-02-28)
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