伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』(伊坂幸太郎) : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

ロックとオタクと思想と政経と社会について思いつきを垂れ流すブログ
お気に入りサイトの最新記事

スポンサーサイト

[ --/--/-- ]
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


↓よければアクセス&モチベーションアップ&話題の拡散に繋がるクリックを↓
ブログランキング・にほんブログ村へ このエントリーをはてなブックマークに追加follow us in feedly

全記事一覧    TOPページ

[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』(伊坂幸太郎)

[ 2007/09/03 ]

世界中の人々から忘れ去られた島に迷い込んだ主人公が体験するシュールな出来事を独特の文体で描く小説。

前回読んだ『重力ピエロ』のときはあまり感じなかったのだが、世界観といい、文体といい、村上春樹色が強く、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』や『ねじまき鳥クロニクル』のような印象を受けた。
いわゆる「春樹チルドレン」なんだろうけれど、村上春樹ほどには閉じられた印象もなく、散りばめられた寓意も投げ出されることなく、きちんと作中で提示される。
様々な伏線がラストで一気に回収される構成力も卓抜したものを感じた。
さらには明示的な希望が描かれているが故の暖かさを感じることだってできる。
これは村上春樹の小説では味わえない感覚だと思う。

エンターテインメントとして「村上春樹」を消化するとこうなるのか、という驚きがあった。
これほどうまく消化している人も珍しいかもしれない。
キャラクター造形を含めて、見事にコピーしている。

そして、コピーなんだなあ、と思いながら読んでいても十分に面白く読めるのがすごい。
それはもちろん、伊坂幸太郎に実力があるからなんだけれども、同時に、「村上春樹」というスタイルが獲得した普遍性の強さでもあるのだと思う。

後の作品である『重力ピエロ』では面白く読めたのと同時に、異なった印象を受けたので、徐々に村上春樹の色は消えていくのかもしれないけれども、それにしても、この作家の実力はすごいなあ、と唸らされることしきりだった。
関連記事


↓よければアクセス&モチベーションアップ&話題の拡散に繋がるクリックを↓
ブログランキング・にほんブログ村へ このエントリーをはてなブックマークに追加follow us in feedly

全記事一覧    TOPページ

[ 2007/09/03 ] 娯楽小説 | TB(0) | CM(-)
忍者AdMax

トラックバック:
告知

他アカウント等
・昔書いた小説
・Twitterアカウント
・はてなブックマーク

相互RSS募集中
何かあればこちらまで sencha.freak69■gmail.com
煎茶

ブログのコメント欄は閉鎖しました。コメントははてなブックマークかツイッター、もしくはメールで直接管理人までお願いします。

忍者AdMax


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。