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『Desire 完全版』(シーズウェア)

[ 2007/08/26 ]
オリジナルである『Desire ~背徳の螺旋~』がPC-98で発表されたのは1994年。
ゲームデザイナー菅野ひろゆき(剣乃ゆきひろ)の出世作で、世間的にはこれ以降の作品をもって、彼の作家性は云々されている。
eveシリーズでも採用された、ひとつのストーリーを異なる人物の目を通して辿っていくマルチサイトシステムのアドヴェンチャーゲームはこの作品が初出。

絶海の孤島の研究所を取材するジャーナリストと、その恋人で研究所の技術主任を務める女性が主人公。
ヴェールに包まれた研究の中身をめぐって起こる事件の全容を追うストーリー。

視点の多重化による物語の構築は、次作『Eve Burst Error』と比べるとやはり見劣りがするし、分岐のないストーリーであることもあって、やや単調に感じた。
司馬遼太郎の一連の幕末小説で、坂本竜馬や大村益次郎、高杉晋作などの人物が、本人が主役でない作品に登場しているような感覚に少し近いような気もする。

で、肝心のストーリーであるが、もちろん、そういった視点の多重化に耐えられるだけの強度を持った内容であることはたしかだったが……。
これは完全に好き嫌いなのだけれど、ヒロインが寝取られる、という展開に魅力を感じている人が世の中にはボチボチ存在するらしく、その筋の人には古典的名作として崇められているらしいのだが、私にはちとつらかった。
男性主人公はいつもの菅野シナリオと同じく、洗練された下ネタ使いで、特に違和感がなかったのだが、ヒロインの意思の薄弱さには煮え切らないものがあり、その女の一人称によって進められるシナリオはかなり苛々させられた。

だから、SF的な設定は特に難癖つけることもないし、そこそこ感動的なシナリオなんだけど、どうもしっくりいかないのは、受けての問題なのだと思う。
自己犠牲、愛、時間、といった菅野おなじみのテーマがでてくるが、YU‐NOに比べると浅いと感じざるをえず、もっと踏み込んでほしかった、という思いが強かった。
いろいろと手の組んだ仕掛けの割にはわりと予定調和な印象が残ってしまって、自分でも不思議な読後感に戸惑っている。
これはなんだろうなあ。


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シーズウェア
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