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『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』(クリント・イーストウッド)

[ 2007/08/09 ]
父親たちの星条旗 (特別版) [DVD]硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回限定版) [DVD]


クリント・イーストウッドが監督し、昨年、大きな話題になった二本の戦争映画。
大東亜戦争最大の激戦、硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた作品だが、どちらの視点から見ても、受けた印象は似通ったものだった。
なんだかピンクフロイドのコンセプトアルバム『ファイナルカット』のような雰囲気で、現在の視点から父親達の戦いを哀歓たっぷりに描いている点は同じだと思う。

よくできた戦争映画で、迫力も十分、人間ドラマもよく描かれていたと思う。
エピソードの積みあげ方も王道を十分に踏まえていて、情感の高め方が丁寧であざとすぎるほどにうまい。
『硫黄島~』のほうは嵐の二宮が完全に浮いていて、かなり作品をかき回してくれていたが、それでも日本人が出演する実写戦争作品でここまでの完成度の作品は近年、類を見ないので、見ごたえはあった。
『ローレライ』なんか目もあてられなかったもんなあ。
日本主導で、こういった作品をつくられなかったことを嘆く声が多かったけれど、わからないでもない。
ただ、さらに付け加えるなら、これだけの志をもって作品を制作するのならば、視点をもう少しあげてほしい、とも思う。


世界中で様々な戦争映画が作られているわけだが、ほとんどの作品が、戦争を「動員される側の視点」でしか描けないのはどうしたことだろうか。
『硫黄島からの手紙』では現地指揮官の苦悩は描かれていたが、現地指揮官だって動員されてその場に来ているわけで、自発的に戦争をしているわけではない。
「動員する側の視点」から作られた戦争映画は戦国時代を中心にしつつも、幕末維新や日露戦争を題材に、いくつかの名作が多いが、それ以降の戦争で、大局を捉えた戦争映画は私の知る限り、作られていないような気がする。
海外では特に顕著で、ナポレオン戦争以降の戦争を「動員する側の視点」で描いた作品など皆無に等しい。
先年、ヒトラーを描いた作品も発表されたが、あれも人間的な側面を描いただけで、政略家としての彼をクローズアップしたものではなかった。

第二次世界大戦は人類史上最大の戦争だったわけだが、それを指揮した人々の思惑から掘り下げることによって、あの戦争が不可避のものであったのかどうか、という議論はさらに深められるはずなのに。
もう、60年経っているんだから、そろそろ冷静に考えられるようにならないものか。
誰だって戦争は嫌に決まっているのに戦争が起こるのは、動員する側の論理で戦争を捉えている人間が少ないからだろう。
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