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オノレ・ド・バルザック『ゴリオ爺さん』

[ 2007/03/06 ]

革命期のパリを舞台に、社交界をまさに駆け上がろうとする青年ラスティニャックと、二人の愚かな娘を溺愛する老人ゴリオの人生が交錯するバルザックの代表作にして世界十大小説のひとつ。

バルザックの小説はすべて「人間喜劇」という構想から派生したスピンオフ作品という捉え方もできるので、他の作品との関連を考慮しないと、その本当の面白さというのはつかめないのかもしれないけど、特に序盤の情景描写、人間描写の退屈さには腹がたった。
古典作品なんてのはたいがい回りくどい描写がつきものだが、理解できない箇所はないものの、単純に文章がヘタクソなんじゃねーのか、というくらい読んでいて面白くない箇所が長かった。
だが、ようやく物語が転がり始めた上巻の半分すぎくらいからあとは、その独特の人間描写に魅了された。
豊穣な直喩によって支えられる警句と風刺の利いた人間描写が素晴らしい。

ラスティニャックを中心に見ると青春小説、ビルディングスロマンとして捉えられるが、ゴリオを中心に見れば人情話として読める。
娘達に顧みられることのないゴリオの無償の父性愛は愚かなものであるが、その愛執に美しさを漂わせるバルザックの力量はやはりすごい。
父親であることの意味をこういう形で描いた作品は見たことがなかったので、かなり心を動かされた。
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[ 2007/03/06 ] 古典・純文学 | TB(0) | CM(-)
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