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ライアーソフト『FOREST』

[ 2007/02/02 ]

エロゲーをやる人間なんてのは基本的に18歳以上のオタク男子なのだと思うが、この作品はいったいどのような層に向けて作られているのか疑問だったりする。
絵柄はそれほどオタクチックでもないし、出てくる女性はほとんど20代半ば以上でエロスも少ない。
内容も…。

ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』をベースにして、『ナルニア国物語』『ガリバー旅行記』『指輪物語』『蝿の王』『メアリー・ポピンズ』『アーサー王と円卓の騎士』『クマのプーさん』などのイギリス産ファンタジーを原点とした難解なアレゴリーに彩られている。
だいたい読んだことあるんだけど、それでも、非常にメタフィジカルな構造の作品空間は理解不能な領域に達している。
画面に表示されるテキストと異なる台詞を喋るキャラクター達はときにかけあいミュージカルのようなこともやるし、ケルティックなBGMも幻想的で、とにかく徹底的に雰囲気作りにこだわっている。

幻想空間である「森」に侵食された新宿で、アリスが問いかけてくる「リドル」に五人の男女が立ち向かう、というのが筋であるが、物語の視点は常に流動し、誰の一人称によって物語が進行しているのかもわかりづらい。
全体として、「物語というもの」の意味を追求する作品であるが、そのメタな構造とマニアックなアレゴリーの難解さは、ほとんど『黒死館殺人事件』と並ぶと言っても過言ではないと思う。
ベクトルは違うけれど。

ただ、メタフィジカルな構造自体は嫌いではないのだが、進行していく物語で次々と明かされる登場人物たちの内面のステレオタイプさにはかなり辟易させられた。
ソープ嬢とか医大生とか転職の多いOLとか飲食店のフロアマネージャーとかジャグラーとか、毛色の変わったのを集めた割にはセカイ系作品の悪いところが出てしまって残念な気がした。
「お前ら大人ならもっとしっかりしろ」と言いたい。

雰囲気作りはすごいし、世界観の演出も極限を極めているのだが、ついていけない人間にはつらい。
まあ、作品の構造とその雰囲気には酔うことができたから悪くはなかったな。


Forest
Forest
posted with amazlet at 13.12.05
Liar-Soft (2004-02-13)

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