橋本治『二十世紀』 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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橋本治『二十世紀』

[ 2007/01/11 ]

1900年から2000年まで、二十世紀に起こった出来事を一年ごとに6ページのコラムで均等に綴っている。
硬直したアカデミックな歴史叙述法ではなく、教養豊かな歴史素人の視線から浮かび上がってくる20世紀は、これまでに読んだどの本よりも通史としての理解がしやすかった。

序論において彼が提起した「20世紀とは、19世紀に始まったものが100年かけて終わった世紀である」という指摘は非常に示唆に富んでいたと思う。
大枠としては、産業革命による余剰生産のはけ口としての市場開拓と、「投資」という名の強引な金貸しの極大形態であるところの帝国主義の変遷という縦糸によって貫かれているが、まさに20世紀がそのような形で動いていったのがよくわかる。
イデオロギーの対立ですら、結局は富の再配分の仕方を巡る対立でしかないわけで、いかに無際限な欲望肯定がエネルギーを蕩尽していったのか、痛切に描かれている。

すべては繋がっている。
それがどのように繋がっているのか、普通に教科書を読んでいるだけではなかなか理解できないことをこの本では明快に論じていてとても魅力的だった。
しかも、1年ごとに章が分けられているので拾い読みすることも可能でお得だ。
我々にはなにがわかっていないのか、を理解するうえで必読と言ってもいいと思う。

個人的には第一次大戦前後、ヨーロッパの王室が次々と滅んでいく流れがとても興味深かった。
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