浅羽通明「右翼と左翼」 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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浅羽通明「右翼と左翼」

[ 2006/12/16 ]

新設された幻冬舎新書の第一弾ラインナップの一冊。
昨今またまた喧しくなってきた「右翼」と「左翼」という概念についてフランス革命期から丁寧に分かりやすく解説しており、「右翼と左翼」が歴史的に見て、どのような変遷を辿ってきたかということ、それが世界に波及していく様子、戦前、戦後、平成期の日本の「右翼と左翼」などについても論じている。

知っている人には言わずもがなの内容だし、これからは「民族と宗教」である、という結論部分もそれほど新味にあふれているわけではないが、とりあえず大枠としての思想の歴史的変遷を知るには好著だと思う。
おおむね、私自身が考える現状認識とも違わないし。
とにかくでかい理想がなくなってしまった。
右には「大東亜共栄圏」、左には「ユートピア」といった理念に変わるものがない。
ただ、現状追認という形での「右翼」が幅をきかしている、という話。

雨宮処凛といったサブカル右翼少女の記述、思想は「セカイ系」である、という言説などと同時に、思想的転向がかつてほど指弾されなくなったことを紹介しているにも関わらず、それらの現象は、思想がアイデンティティの表明手段からツール化することの兆しなのか否か、という問題意識は触れられてなくて残念。
私だけだろうか、そんなことを考えているのは。

この人は「天使の王国」「澁澤龍彦の時代」「野望としての教養」など、どちらかというとサブカルに近い領域の本が多かったのだけれど、前著「ナショナリズム」「アナーキズム」あたりから、思想家としての側面が前面に出てきたように思う。
どちらの領域でもいい仕事をしているが、もう少し発言量を増やしてほしいものだ。
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