秋山瑞人「猫の地球儀」 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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秋山瑞人「猫の地球儀」

[ 2006/11/26 ]

この人の次作、「イリヤの空 UFOの夏」は周到な悪意と瑞々しく爽やかな思春期を描いた傑作だった。
本作は「イリヤ~」ほどの強烈な感動はなかったが、それでもなかなか侮れない良作。

人間が登場せず、猫とロボットのみで話が展開するSFファンタジーライトノベル。
天動説が信じられていた頃の人間社会に似た宗教観の中で、「天使」たちが残したテクノロジーに依存しつつ営まれる社会。
天才であるが故に迫害される二匹の猫の交流と「夢」と闘争を暖かく乾いたタッチで描いている。

猫好きなら絶対に好きになれる作品だと思うし、ハートウォーミングな描写もふんだんにちりばめられている。
この手のライトノベルにありがちな、そして「イリヤ~」でも顕著だったオタク的な悪ノリもこの作品では抑えられているが、やはり周到な悪意が織り込まれていて、それがこの作品を単純なものではなくしている。
表層的な、あるいは教科書的な善意の陥穽を突くような痛々しさが切なくもすがすがしい。
「イリヤ~」が強烈すぎたので、ややぬるく感じてしまうけれども、ボリュームや全体の構成はバランスがとれていて、完成度という意味ではこちらのほうが上回るかもしれない。
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