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夢野久作「少女地獄」

[ 2006/11/21 ]
「少女地獄」というタイトルの元に発表された三作の連作短編。
夢野久作を読んだのは浪人時代以来で、10年ぶりくらいになる。
「ドグラマグラ」の衝撃は凄まじかったのだけれど、やはり物怖じして他の著作にはなかなか手が伸びなかった。


「何でもない」は虚言癖をこじらした女性の話で、理由もなく嘘をつき続ける女性の心理を描いた佳作。
個人的には「エンターテインメントとしての虚言癖」というモチーフがずっと気になっているので、そっちのほうからアプローチしてほしかったのだけれど、これはこれでよかった。

「殺人リレー」は連続殺人の疑いがかかるバス運転手の都市伝説めいた噂に翻弄される少女達の話。
石井聰亙によって映画化された作品だが、映画版にあったような妖しさは希薄で、わりと淡白な印象。
根拠の薄い確信と、不安定な結末のバランスがよかった。
思い込みを軸に話を構築するにはこれくらいのボリュームがちょうどいいのかもしれない。

「火星の女」は焼身自殺による復讐、というインドの苦行僧みたいなことをやってのける少女の半生を描いた作品。
少女的な感受性と少女的な成長の描写がいい。
ここで見られる描写の美学がそのままゴスロリの精神性に発展していったのではないか、という風に感じる。


どの作品も、理性的、常識的な場所から離れたところで展開する少女達の行動を描いていて、興味深かった。
しかし、こういう妖しい少女を描いた作品はファンも多く、作品も多数発表されているし、女性ファンの占める割合も多いのだけれど、実作者に女性が少ないのは何故だろうか。
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[ 2006/11/21 ] 古典・純文学 | TB(0) | CM(-)
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