司馬遼太郎「空海の風景」 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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司馬遼太郎「空海の風景」

[ 2006/10/31 ]

小説というよりも、空海の生涯をドキュメンタリーのような形で綴った伝記に近い。
司馬遼太郎は様々な時代をその小説に描いているが、日本を扱った小説としては、これがもっとも古い時代のものになる。

讃岐うどんの創始者であるとか、男色の創始者であるとか、そういう胡散臭い話は出ていなかったけれど、日本における密教の創始者としての彼の事跡については過不足なく描かれていたように思う。
日本の古代史において、彼と並ぶ巨人は聖徳太子くらいのものであろう、というくらい、驚異的なエピソードが伝えられる人物で、それらを読むのは単純に面白かった。

後半の最澄との確執は、経典解釈が中心で、少々疲れたけれど、入唐を描いた前半には魅了された。
世界最大の都と称された当時の長安の文化を描いたくだりは司馬遼太郎ならではの文章で、かの都の往時の繁栄ぶりがうかがい知れて興味深かった。
世界中の文化が交流した国際都市としての片鱗を想像することができる。
後にも先にも、中国がここまで魅力的な相貌を持ったことはなかったのではなかろうか。

空海その人の魅力よりも、彼が見ていた世界に魅力を感じる作品だった。
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[ 2006/10/31 ] 娯楽小説 | TB(0) | CM(-)
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