安部公房「方舟さくら丸」 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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安部公房「方舟さくら丸」

[ 2006/10/16 ]

相変わらずこの世のどこにもない話を、巧みな力で面白く仕上げている。
ちょっと頭のおかしい男が核シェルターをつくり、その「乗船券」を選ばれた人たちに与える、という妄想から発展し、「方舟」という危機回避システムの滑稽さ、核時代の防衛力の不毛さを抉り出している。

自分の排泄物を食べる虫ユープケッチャ、強烈な吸引力を持つ便所など、シモネタなモチーフが重要なアイテムとして登場するため、問題意識がややもすると拡散しがちなのだけれど、それらが物語内で必然性をもって語られるところが面白い。
また、そういったものによって表現されるメタファーの多彩さにもうならされた。

東西冷戦下、核戦争をモチーフにしたSF作品は多くのSF作家によって描かれており、それらは日常の断絶が核によってもたらされることの恐怖を描いたものが多かった。
これはそういった状況をむしろ俯瞰して、どこか滑稽に見ようという意思が仄見えて、そこが興味深かった。
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[ 2006/10/16 ] 古典・純文学 | TB(0) | CM(-)
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