平川祐弘「天ハ自ラ助クルモノヲ助ク―中村正直と『西国立志編』」 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

ロックとオタクと思想と政経と社会について思いつきを垂れ流すブログ
お気に入りサイトの最新記事

スポンサーサイト

[ --/--/-- ]
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


↓よければアクセス&モチベーションアップ&話題の拡散に繋がるクリックを↓
ブログランキング・にほんブログ村へ このエントリーをはてなブックマークに追加follow us in feedly

全記事一覧    TOPページ

[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

平川祐弘「天ハ自ラ助クルモノヲ助ク―中村正直と『西国立志編』」

[ 2006/10/14 ]

日本で最初に日本人によって翻訳された英語の書物であり、明治期最大のベストセラーである、スマイルズの「西国立志伝(原題は自助論)」の受容史を日本、中国、イタリアとの比較の中で論じている。

高校の日本史で「西国立志伝」とその翻訳者中村正直のことを暗記したのは覚えているけれども、ではその中身や中村正直がどういう人だったか、というのはとんと知らなかった。
福沢諭吉と並ぶ、近代思想の巨人であるらしいのだが、いかんせん、著作が翻訳のみであるので、評価が低かったらしい。
だが、「西国立志伝」で職人の重要さが説かれたことによって、日本が科学技術立国へと至る道筋を開いた、という話は興味深い。
もちろん、日本人の職人に対する理解があらかじめあったのも大きいだろうが、それをイデオロギーの側面から支えた存在が明治初年に出ていた、というのも重要なことだ。

種痘法のジェンナーをはじめとする、各分野のパイオニア達を紹介した書物が「西国立志伝」なわけだが、いわば、明治版「栄光なき天才たち」あるいは「プロジェクトX」である。
現代の「プロジェクトX」があれだけ人気を博したことを思えば、当時、いかに支持されたかも容易に想像がつく。

歴史的に重要な書物であることは間違いないのだが、現在、おそらくそれを読んでいる人は少ないだろうし、日本の歴史において果たした役割を正しく認識している人もほとんどいなくなってしまったので、この平川の本は素晴らしい着眼だと思う。
ただ、論点が多岐に渡ってしまったため、とっちらかった印象もあった。
もう少し焦点をしぼってもよかった気がする。
関連記事


↓よければアクセス&モチベーションアップ&話題の拡散に繋がるクリックを↓
ブログランキング・にほんブログ村へ このエントリーをはてなブックマークに追加follow us in feedly

全記事一覧    TOPページ

[ 2006/10/14 ] 書籍 | TB(0) | CM(-)
忍者AdMax

トラックバック:
告知

他アカウント等
・昔書いた小説
・Twitterアカウント
・はてなブックマーク

相互RSS募集中
何かあればこちらまで sencha.freak69■gmail.com
煎茶

ブログのコメント欄は閉鎖しました。コメントははてなブックマークかツイッター、もしくはメールで直接管理人までお願いします。

忍者AdMax


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。