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筒井康隆「大いなる助走」

[ 2006/10/10 ]

筒井康隆の小説で読んだのは4冊目くらいかな。
今まで読んだ長編小説はどれも純文学作品で、前衛的色彩の強いものが多かった。
それらの意義はわかるのだけれど、個人的にはあまり好きではなかった。
この作品は中間小説で、自らの直木賞落選の私怨を結晶化した作品。
文壇の醜悪さと文学賞のいかがわしさを、カリカチュアしたブラックユーモアで痛烈に批判している。

大衆小説の体裁である為、読みやすくはあるのだが、その分、時代の制約を強く感じる作品でもあった。
小説の同人誌など、今の世にはほとんど見当たらなくなってしまったし、文学賞の選考過程も「この作品の影響で」随分オープンになったから、いまいち心に響くところがすくなかったりする。
だが、俗物を描くことにかけては、おそらくこの人の右に出るものはないんだろうな、というくらい、身も蓋もないほどに文学少女、文学青年、文学中年達の心象風景が醜く描かれていて、その視点の清清しいまでの嫌味はよかった。
文学という魔に魅入られた人々の群像劇を楽屋落ちに堕することなく、私小説的な陰鬱さに淫することもなく描いた、という意味でも興味深かった。
ただ、そういうものをドタバタ喜劇で描いているのだけれど、このセンスが私には合わなくて、どうしても微妙な評価になってしまうなあ。
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[ 2006/10/10 ] 娯楽小説 | TB(0) | CM(-)
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