村上龍「69 sixty nine」 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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村上龍「69 sixty nine」

[ 2006/09/13 ]

村上龍自身の高校時代の青春を描いた自伝的作品。
ちょうど、村上春樹の「ノルウェイの森」が同じ頃に発表された。
共に1969年を舞台とし、半自伝的な作品であることまで共通しているのは何か意味があるのだろうか。
内容は「ノルウェイの森」とは正反対に明るい。
村上春樹が陰々滅々とした青春を送っていたのとはえらい違いである。
俗物根性と活発な行動力を兼ね備えた高校生達の陽気な青春ストーリーに仕上がっている。

現代の現役の作家で、村上龍ほど賛否の分かれる作家というのも珍しい気がする。
石原慎太郎も賛否が激しいけど、現役といえるほど作品を発表していないし、村上春樹なんかは圧倒的な賛意の前に否定派の声は霞み気味。
他の作家は賛否の対象にすらなっていないのが文学の現状だったりする。

個人的には好きでも嫌いでもなくて、作品ごとに評価が変わる。
時流を読んでそこそこの話題作を発表するのでこちらも乗せられて、それなりの数は読んでいるのだが、「愛と幻想のファシズム」や「コインロッカーベイビーズ」なんかは好きだったけど、「限りなく透明に近いブルー」「テニスボーイの憂鬱」はどうも好きになれなかった。
「5分後の世界」や「希望の国のエクソダス」なんかは評価にも値しないと思ったもんなあ。

ただ、俗物根性だけは一貫していて、そのギトギトの感性が人を選ぶのだと思う。
メディア戦略の巧みさと時折見せる嗅覚の冴えがこの作家の真骨頂であると思うが、本作ではそういう得意技がなくて、自分の中にあるものだけで勝負している。
すぐれて健康的な精神性が描かれていて、わりと楽しめたのだが、もう少し悪意が欲しかった。
作品の性質は全然違うけれど、江川達也「Be Free!」とちょっと近い印象。
青春かくあるべし、という確信が伝わってくる。
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[ 2006/09/13 ] 古典・純文学 | TB(0) | CM(-)
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