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徳弘正也「狂四郎2030」

[ 2006/08/26 ]
「ジャングルの王者ターちゃん」の作者の、意外な本格ハードSF。
スーパージャンプ連載で20巻にも及ぶ大作。
「華氏451」、「ガタカ」などのようなディストピア的な未来で展開する過酷なラブストーリー。

「シェイプアップ乱」「ターちゃん」の頃を上回るシモネタを炸裂させておきながら、言葉の本義的な意味でのエロスを描き切り、かつ壮大な設定とテーマを破綻なく読ませる。
回収し切れなかった伏線や迷走している場面もあったけれど、きちんとテーマを提示しきれているように思う。
ベテラン作家でありながら、少年ジャンプ連載時には見えなかった一面をここにきて表に出してこられる、というのはすごい。


ただ、あとがきで作者が言っているように、ラブストーリーのほうに重点を置きすぎていて、そこを鮮明に描きたいが為に犠牲になっている設定がもったいない。
また、作者の優しい視点の現われかもしれないが、恋愛のドロドロした面はあまり見られなかった。
楽天的すぎるほどに「愛」への信仰が描かれており、ヒロインや多数の女性がレイプされまくり、主人公が人をバタバタ切り殺していくにも関わらず、その苦悩があっさりしすぎているのは気になった。
そこまで描写できるにも関わらず、「The World Is Mine」や「デビルマン」のような倫理観を踏み越えていく覚悟が見えない。
特に、最初に固まった友情の成立とその揺るがなさに、設定の過酷さにしては楽天的すぎる人間観の軽さがほの見えて、好きになれなかった。

全体としてはいい作品だとは思うが、設定を生かしきれていないのがなんとも残念。
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