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7th Expansion「ひぐらしのなく頃に」

[ 2006/08/15 ]
[同人PCソフト]ひぐらしのなく頃に -鬼隠し、綿流し、祟殺し、暇潰し編-


4年半の時間をかけて、ようやく「ひぐらしのなく頃に」が完結した。

文章に音楽とイラストと視覚効果を添える、サウンドノベルというジャンルはスーファミの頃に登場したわけだが、その後、エロゲー分野での拡大を経て、同人ゲームでも佳作が製作されるようになり、その裾野を広げていった。
当初のゲーム性は徐々に影を薄め、本作では選択肢のない、物語性重視の作品となっている。


多くのサウンドノベルがそうであるように、この作品も基本となる設定、モチーフはそれぞれのシナリオで共通させながらも、しかし、半期に一度発表される新作では異なったストーリーでifの世界を展開する、というコンセプトで作られた。


まー個々のシナリオに出来不出来の差は大きいけれど、全体としては、やはり稀有の作品と言っていいだろうなあ。

全体のシナリオのボリュームがすごい。
それぞれのシナリオのプレイ時間が平均で12時間近くかかるのが8本って、なあ。

そのボリュームを支える設定の壮大さ、突飛さ、緻密さもすごい。
前半の4本で示された謎かけの巧みさには本当に舌をまく。
恐怖、郷愁、悲劇の演出は特に素晴らしく、音楽や視覚効果の巧みさに助けられたとはいえ、ここにしかないものがあって、楽しむことができた。
特に「目明し編」は狂気と切なさが一体となった傑作と言っていい。

ミステリーとしての構成はほんとにうまいんだけど、ただ、シナリオの端々に顔を出す、作者の洗練されないオタク趣味丸出しのエピソード、稚拙な理想主義、類型化の顕著な悲劇的半生とオタクアイコンを背負っただけのキャラクター造形には憎しみすら覚えるほどイライラさせられた。
特にしつこいだけのアクションシーンのレベルの低さには落胆を禁じえない。

選択肢なしで様々な視点から世界を積み上げていき、真相に到達する、というそのスタイルを築き上げたのはオリジナリティではあるのだが、このジャンルの歴史をある程度知る者としては、「隙間を埋めてみた」だけであることも確かで、それだけでこちらを圧倒するものではない。

とにかく、全体のバランスの悪さが目に付く。
光る才能を持っているんだけど、この状態で世に出たのは、やはり編集者がいないからだろう。
まあ、これでも大ヒットしているわけだから、商品としては成功しているし、魅力があるのも充分に認めるんだけど、ひどい部分もたくさんあって、とにかく歪な作品だった。
その歪さが良くも悪くも印象を強めているのは間違いないのだが……。
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