石川淳「狂風記」 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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石川淳「狂風記」

[ 2006/07/01 ]

いまや語られることも少なくなってしまった文豪石川淳が、70才を超えてから10年かけて書いた大作。
還暦越えてこんなの書くってどんな脳味噌しているんだろう。
ピカレスク・ロマンというフォーマットにSF、伝奇、ポルノ、企業小説……etcの要素を無茶苦茶にぶちこんだとんでもない作品であり、質量共に豊かな言葉の洪水に圧倒された。

企業の社長交代にからんだ謀略の駆け引きがメインストーリーなのだが、その合間に挿入される古代史知識や下ネタが凄まじい。
ラスト手前の展開には驚嘆を通り越して呆れ果てた。
手触りとしては「ドグラマグラ」やSFのワイドスクリーンバロック的な絢爛さ、眩暈をそこに感じ取れる。

ただ、私は石川淳は今回が初めてだったのだが、さすがに最初に手を出していい作品ではなかった……。
筋があちらこちらに飛び、その時々でクローズアップされる登場人物やエピソードがころころ変わり、その合間に様々な雑学が飛び交う不親切な構成の為、最初はかなり戸惑った。

ここには大衆文学として精緻に技巧を凝らした世界があった。
人生観を揺るがすような衝撃はないのだけれど、様式と呼ぶのも戸惑わせるような確固たるスタイルによる物語があった。

でも、ちょっと長すぎた。疲れたよ。
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[ 2006/07/01 ] 古典・純文学 | TB(0) | CM(-)
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