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スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」

[ 2006/06/05 ]
惑星ソラリスを覆う、知性を持った海とのコンタクトを描いたSF作品。
オールタイムベストSF海外長編部門で何度も1位をとる超有名作品。

タルコフスキーによる映画版は学生時代に鑑賞していたが、今回原作を読んでみて、その内容があまりに違うことに驚いた。
タルコフスキーの場合は、この作品に提示されたモチーフの中から愛を抽出して、いつもの詩的幻想を交えて描いていた。
もちろん、それも重要なテーマではあるのだけれど、本作の主要テーマは地球外知性との接触を描いたものである。

訪れた者の心理の襞まで読み取り、失われてしまった恋人をその者の前に現出してみせる、というソラリス側からのアプローチはエヴァンゲリオン的なものも感じたが、ソラリスがつくりあげた恋人との邂逅によって浮き上がってくる、哲学的、倫理的な接触テーマは非常に興味深い。

さらに、「ソラリス学」という劇中世界におけるトリビア知識の重層的な構築が作品世界に奥行きをもたらしていて興味深かった。
後に提示される「不完全な神」「成長する神」というテーゼに説得力をもたせている。

期待と異なり、深い感動を呼び起こす類の作品ではないが、「実存」というテーマを外的要因から思考させてくれて、面白かった。
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