グレッグ・イーガン「宇宙消失」 : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

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グレッグ・イーガン「宇宙消失」

[ 2005/12/23 ]

量子力学の観測問題を扱った超ハードSF。

文体はわりとサイバーパンクなもので、私の趣味とはあわないのだけれど、緻密な想像力で作りこまれた未来社会の設定に幻惑される。
特筆すべきは「モッド」と呼ばれる、神経操作ナノマシンを脳に「インストール」することが日常的になった世界におけるアイデンティティのありよう。
外部記憶の挿入だとか、脳との直接結線によるネットの構築だとか「私が私であることの証明」を揺るがすアイデアはわりと出ているのだが、この書では能力を限定、拡大する、いわばアプリケーションソフトを脳に「インストール」することによって生じる変化を、それも詳細に描いたもので、そこが新しかった。

主題であるところの量子力学に関しても、観測者問題からこちらの想像力を置いていくかのような飛躍を見せる圧倒的な論理展開が見事。
SF本来の醍醐味を力技でねじ込んでくる。

テーマが本来持っている魅力はさることながら、それを深く掘り下げる力に魅了される。

ミクロの世界は確率論的にしか測定することはできない、という魔法と紙一重の最先端の科学分野。
興味のある人にはとてつもなく魅力的なんだけど、SF小説のほとんがそうであるように、決して万人向けではない。
難解さとエンターテイメント性のバランスがもう少しとれていれば…。
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