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ベルンハルト・シュリンク「朗読者」

[ 2005/11/17 ]

異色の恋愛譚にナチの強制収容所犯罪の問い直しをからめた物語。

登場人物の細やかな心の動き、挙措の描写の巧みさはさることながら、序盤に巡らされた伏線がうまい。
中盤以降、この伏線が次々と意味をもたげて、淡々とした語り口からナチという暗部が抉り出されてくる。

どんな問題にせよ総括は重要だけれども、当時の国民のほとんどがナチの協力者だったという状況で、父や母を「人道の敵」として断罪することの是非が論じられるのはまだ先のことだろう。
この種の贖罪意識の答えがいったいどこに向かうのか。
この作品では作劇のうまさで答えを見事にそらしているように思えるが、いずれ別の形でさらなる問い直しが迫られるはずだ。

5年ほど前にベストセラーになったが、各所で「感動した」「泣いた」という声を聞いた。
啓蒙のドラマとしては一級品だと思う。
啓蒙はドラマになりやすい。
だが、啓蒙の背後にあるものを、多少なりとも知る者としては提示されたテーマの重さを感じつつも、素直に感動はできなかったなあ。
いい話ではあったけど。

政治的なテーマがからむと、どうしても背後の思想や意図を感じずにはいられないからしょうがないかな。
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[ 2005/11/17 ] 古典・純文学 | TB(0) | CM(-)
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