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『雨月物語』(溝口健二)

[ 2011/06/09 ]

1953年公開のモノクロ映画でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞作品。

1768年に出版された上田秋成の読本(伝奇小説)『雨月物語』は全9編から構成されているが、この映画ではその中の2本、『浅芽が宿』と『蛇性の婬』のエピソードをそれぞれ再構成して、一本の話にまとめたもの。
戦国時代、家庭を省みず、陶器を売って金儲けしたい兄と侍になって立身出世を望む弟と、その妻達の顛末を描いている。

巨匠、とよく言われる溝口健二の作品を見たのは今回が初めて。
それほど映画に対してフェチズムを感じる人間ではないので、古い映画というだけで、ちょっとした敬遠を覚えてしまう。
それでも見れば面白い作品はけっこうゴロゴロしているのだけれども、大概の作品は心の底から楽しんで見る、というよりは注意深く見て、面白さを発見しながら見ていく、という心境に近くなってしまう。
この作品もとっかかりをつかめなかったので最初はぼんやり見ていて、それほどいれこめなかったのだけれども、見ているうちに画面から伝わってくる違和感に気づいた。

画面から気品が伝わってくる。
古い映像で、清潔感の希薄な戦国時代を舞台としているにも関わらず、美しさを感じさせるカメラワークに驚いた。
こういう感覚は黒澤映画なんかを見ていてもあまり感じるところがなかったので、この人独特の持ち味なのだろう。
伝奇ものなので、幻想的なエピソードが出てくるのだが、、そこで見られる演出も雰囲気を出していていい。
だが、それ以上に日常生活における役者たちの素朴な演技の所作が美しかった。

ただまあ、そういう美意識みたいなのを多少は感じられる程度の感受性は私にもあるつもりだけれども、やはりワンクッションおかないと話に入っていけないし、時間を忘れるほど画面に魅入るということもなかった。
当時としては名画だったんだろうな、というのも想像できるんだけど、ストーリーとしてそれほど凝ったものでもないので、現代の映画がそれなりに肌に会っている身としてはやはり、特別なものを感じるほどには印象に残らなかったな。
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