『それでもボクはやってない』(周防正行) : 異常な日々の異常な雑記 QLOOKアクセス解析 アクセスランキング

ロックとオタクと思想と政経と社会について思いつきを垂れ流すブログ
お気に入りサイトの最新記事

スポンサーサイト

[ --/--/-- ]
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


↓よければアクセス&モチベーションアップ&話題の拡散に繋がるクリックを↓
ブログランキング・にほんブログ村へ このエントリーをはてなブックマークに追加follow us in feedly

全記事一覧    TOPページ

[ --/--/-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

『それでもボクはやってない』(周防正行)

[ 2011/08/12 ]

2007年に公開された邦画。
今頃になって見た。
被害者の一方的な告発によって痴漢の犯人にされてしまった青年の境遇を通して、日本における刑事事件の捜査、取り調べ、裁判の理不尽さを描いている。

これを傑作と言わずして、何を傑作と言えばいいのか、というくらいの傑作。
見ているあいだじゅう、正義の義憤に駆られまくってしまった。
何かに憤る、というのは気持ちのいいことだ。
公開当時もそれなりに話題になったけど、もっと話題になっていいプロパガンダ映画。
日本の刑事裁判の有罪率が異常に高い、ということが周知されたのは、この映画の功績だと思う。
ネットでは現役の弁護士のレビューをいくつか見つけることができた。
いずれも、リアルに書けていると絶賛していた。
周防正行は『シャル・ウィ・ダンス?』で地味な題材を素晴らしい娯楽作品に仕上げていたが、この作品も社会性の強い題材を扱っていながら、きちんと娯楽的な手法で描いていて、全編にわたって間延びすることなく、2時間半という長尺にもかかわらずノンストップで見続けることができた。
政治的、社会的主張が全面に出てしまう映画は、わりと肩肘張ったものであるとか、皮肉めいたスタンスであるかに寄ってしまいがちなんだけど、この作品は終始シリアスさとユーモラスさのバランスが絶妙で、監督の力量の高さを伺わされた。

統治機構、ということで話題になるのは政治家(立法)だったり役所(行政)だったりするのだけれども、司法機関ももちろん、統治機構の一部として機能している。
一昔前までは検察の正義、ということで検察(特に特捜)にはそれほど汚職が取り沙汰されていなかったものだけれども、証拠捏造事件や国策捜査の疑いなどで、かなりその腐敗っぷりが進行しているのではないかと言われている。
日本のエリートはなぜここまでダメになっているのだろうか。
もちろん、普通に会社勤めしていたってブラックなことはいくらでもあるわけだが、それでも日本は先進国として機能し続けている。
社会を安定的に運営するために法律なり、統治機関なりが存在するはずなのに、それがこれほどダメになっているのに、日本人は平常運転。
この映画だって、別に大ヒットしたわけではない。
これほどの理不尽が日常的に行われているのに、日本人の多くは興味を持てない。
今より良い世の中を実現できるのは果たして何千年後なんだろうかね。
義憤に燃え上がったあとには絶望感に苛まれてしまう映画。
それでも、人間は常に良心や正義感というものを刺激し続けなければそれを忘れてしまうと思う。

見た人はガンガンいろんな人に広めてほしい。


関連記事


↓よければアクセス&モチベーションアップ&話題の拡散に繋がるクリックを↓
ブログランキング・にほんブログ村へ このエントリーをはてなブックマークに追加follow us in feedly

全記事一覧    TOPページ

[ 2011/08/12 ] 映画 | TB(0) | CM(-)
忍者AdMax

トラックバック:
告知

他アカウント等
・昔書いた小説
・Twitterアカウント
・はてなブックマーク

相互RSS募集中
何かあればこちらまで sencha.freak69■gmail.com
煎茶

ブログのコメント欄は閉鎖しました。コメントははてなブックマークかツイッター、もしくはメールで直接管理人までお願いします。

忍者AdMax


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。