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『立喰師列伝』(押井守)

[ 2011/09/07 ]

押井守の実写映画。

戦後日本のアングラ史で暗躍した「立喰師」達のエピソードを虚実入り交じった世相と架空のウンチクを絡ませながら描いたフェイクヒストリー。
ノリとしては矢作俊彦の『あ・じゃ・ぱん』に近いものがあると思う。
あっちは傑作だけど。
全編にわたって、実写紙芝居という形式で描かれているのだが、サウンドノベルゲームをやっているような錯覚を覚えた。
わざわざ映画でこういうことしなくてもいいんじゃないの?という気もするんだけど、「押井だから」で押井信者の人は納得するのかもしれない。
普通に見たら普通につまらない作品だと思う。


押井守の評価が難しいのは、信者からするとどの作品にも必ず見どころがあって、どんなに駄作扱いされても、そこに何かしらの意味を深読みして、感心できてしまう要素があることだと思う。

私はファンと言えるほど押井守に入れ込んでいるわけではないんだけれども10作以上は彼の作品を鑑賞している。
うち、傑作と言えるのは『ビューティフルドリーマー』と『パトレイバー2』くらいのものだと思うんだけど、それ以外の作品にもなぜか捨てがたい魅力を感じてしまうのは、他に代えがたい強烈な作家性があるからなのだろう。
特にこの作品は押井の作家性が全面に出た作品で、出演した役者陣も押井の仕事仲間やプライベーな交友を中心とした配役だった。
要するにファン以外は見るな、と言っているようなものなんで外野がとやかく言うのは野暮な話なんだろう。
ただ、『イノセンス』のような大当たりを狙いにいったような作品でも、『スカイクロラ』のような原作付きの作品であっても、やはり私は物足りなさを感じてしまう。
この作品だって、やはり押井だけが見せてくれる「何がしかの価値」を有しているのは確かなんだけど、それを最高の形で作品にしているとは言いがたい。
普通に考えれば、学生運動のノリを今だに引きずっているような人間にこれ以上の新しいものがつくれるとは到底思えない。
でも、『立喰師列伝』や『イノセンス』の向こう側に、至高の物語の可能性が今でもうっすら見えてしまうのだ。
それが見え隠れしている限り、なんだかんだ言って、私は押井作品を見続けるのだろう。
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