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レズ文化の需要

[ 2005/11/02 ]
男性の同性愛をテーマにした作品には多くの名作があるのだが、女性の同性愛をテーマにした作品には寡聞にして名作をあまりきいたことがない。

別に少女マンガに限ったことではなく、男性の同性愛作品は多く存在する。
映画でも「ベニスに死す」とか「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」とか「マイフレンドリー・ランドレット」とか、「戦場のメリー・クリスマス」とかいくらでも名作があるし、小説でも、三島由紀夫作品の多くにその片鱗が見られる他、ボーイズラブというジャンルが生まれるほどだ。
ロックではグラムロックは言うまでもなく、ほんとにたくさんのゲイミュージシャンが存在する。

一方、女性の同性愛ものの名作というと、松浦理恵子の作品群や谷崎潤一郎「卍」が浮かぶくらい。
前者と後者では意味合いがまったく違うけど。
また、昨今話題になっている「マリア様がみている」シリーズや「少女革命ウテナ」などのオタク向け作品にレズ描写があるけれども、露骨な性描写は描かれていない。
あとはAVに登場する「ヌく」ことを目的としたものしか流通していない現状なのは、少し寂しい。
多様な様式を確立していないのだ。

マスメディアでも、オカマやホモを売りにしているタレントは多いが、レズやおなべを売りにしているタレントは見たことがない。
まあ、これ以上、踏み込んで話をすると、社会学的背景から考察しなければならなくなるから置いておくが、実際の人口比で言っても、ホモとレズにさほどの差があるとも思えないにも関わらず、レズ文化の地位が低いのは解せない話だ。

近代国家における女性の社会進出の歴史が浅い、というのも背景として大きな要因ではあるけれども、それと同時に、女性の場合、人生における恋愛の比重が男性よりも大きい、というのはある。
少女マンガを見ても、恋愛テーマの作品が占める割合の多さには目を見張る。
女性はホモカップルに自己の恋愛の理想を仮託しているように思える。
一方、少年マンガは戦闘かスポーツものが多い。
身体を動かしてナンボって感じだ。

要するに、同性愛を権利として主張するだけの社会的地位を男性が長いこと独占していたことが、文芸としてのレズ作品の成立を遅らせた。
これは体現媒体としての不成立の原因。
また、恋愛そのものに対する男性の想像力の貧困が、鑑賞媒体としての女性同性愛作品の不成立の原因だろうか。

いずれにせよ、まだ表現に未開拓の分野があるのはいいことだ。
関心、需要を喚起するのは大変な力量を求められるだろうけれど、早晩、このテーマがもっと脚光を浴びるのは間違いないだろう。
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