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『知的唯仏論』(宮崎哲弥・呉智英)

[ 2013/02/10 ]
知的唯仏論

仏教をめぐる対談本。
2011年に出た呉の単著『つぎはぎ仏教入門』を受ける形で実現した企画。
二人の対談本としては1999年に出た『放談の王道』に続く形になる。

『放談の王道』は主に時事問題を扱った対談集で、「放談」とあるように様々な話題を語っていたのだけれども、これは仏教周辺の話に終始している。
読み物としての面白さは前作のほうに軍配があがるけれども、知的レベルという意味ではこちらのほうが数段上だと思う。
というか専門性が増した分、いつもの呉智英的なエンターテインメントはかなり抑制されていて、読むのに疲れた。
宮崎哲弥がしゃべりすぎ(笑)
悟りの核心のようなものは、原始仏典や龍樹の『中論』を読んだほうがいいし、仏教史の概説という意味では『つぎはぎ仏教入門』のほうが理解の助けになる。
仏教における実存のあり方や教理の核心部分についての話もかなり高度なレベルで出ていたけれども、それよりは仏教の歴史を巡る諸問題が興味をひいた。
主に仏教原理主義と仏教修正主義の話。
まあ、どこの宗教でもそういった話は大きなテーマなんだと思うけど、仏教って、日本人にとってはキリスト教やイスラム教よりもはるかに身近な存在であるにも関わらず、それらの宗教のように国際紛争の火種になっていないからなのか、あまりそういったドグマの受容のされ方や変質の過程についてきっちり語られてきていなかったように思う。
そういう意味で、二人の対談の中で語られていたテーマは私が期待していたものとは少しずれていたけれども、「現代の仏教ということを考える上では避けて通れない話なんだと思う。

仏教は面白い。
けれども、宗教としての仏教がこの先復権できるかわからないけど、哲学としての仏教は、おそらく宮崎哲弥の今後の仕事次第ではいろいろと見直されていくんだろうな。
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