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アベノミクスとブラック企業

[ 2014/04/01 ]
アベノミクスは成功しているのか失敗しているのか。
それぞれの論者がそれぞれに都合のいい数字を出してくるんで、実際のところ、どうなのか、というのはよくわかりませんね。
ただ、賛否両論で、否定派の声もそれなりに説得力があって、多くの人間が景気回復の実感を特に感じることがない、ということは実際に効果があったにせよ、とりあえず今の状況では兆候止まりだった、と。
で、そんな兆候止まりな状況のまま、消費増税が施行されてしまいました。
地獄の釜の蓋が開いちゃった…。


まあ、もう失敗は明らかだと思うんですが、それでもひょっとしたら「バブルにはなれるかも」というようなニュースはいくつかありましたね。
すき家やワタミの人手不足閉店とか、すき家のバイト募集の広告で時給アップが報告されたりとか。
ここ数年、ネットを中心にずっとブラック企業の横暴さというのは繰り返し語られてきたので、それが積もり積もった結果、とも言えるかもしれませんが、労働者がこんな感じで雇用者側に反乱を起こす、というのはここまで労働条件が悪くなくても他に働く場所ができたから、ということもあるかもしれません。
また、ユニクロがパートやアルバイトを大量に正社員登用する、というニュースもありました。

土建でガンガン雇用を生み出してそこに人が吸われているから、それで労働力の価値があがった、ということなのだと思います。
労働力の価値があがれば、失業率の高さにつけこんで人件費を買い叩いていた企業から対応を迫られざるを得なくなっていく。
そう、労働力の価値があがることでしか、人手不足になることでしか、社会全体の賃金はあがりません。
トリクルダウンは嘘っぱちです。
大手企業の場合は「総理のお願い」で賃金があがったじゃないか、という話もありますが、本当に一部で、トヨタなどは法人税減税で得た原資に比して僅かなベースアップしかなされず、その多くは自社株買いに回されてしまった。
消費増税とひきかえに法人減税した結果、ほぼ内部留保。馬鹿げた話です。
目眩ましをやっただけで、トリクルダウンどころか旧来的な搾取構図を悪化させただけ。

それでも土建で雇用が発生したからいいじゃないか、とする意見もあろうかと思いますが、借金でやっているんですよね。
借金はいずれ返済しなければならない。
土建が投資になるなら別にいいんですよ。
でも、投資にならなければ借金の返済で首が回らなくなります。
道路を建設したり、耐震強化、護岸工事したりといった税金注入が終わったら、再び雇用は減少します。
あとに残るのは借金だけ。
バブルにしかなりません。
道路や耐震強化された建築物や護岸工事で作られたテトラポットがものを消費してくれるわけでもないし、税金を納めてくれるわけでもない。
発展途上国でもない日本でそれらの工事の結果、今以上に生産流通消費が活発化するわけでもない。
ましてや少子化しているんだから、それらの「新しいインフラ」の利用者、受益者はどんどん減っていく。
投資どころか負債にしかならない。
というかそういう負債にしかならない土建をずっと投資だと信じてやってきたから1000兆円近くの借金を積み上げることになったんですよ。

公共投資をするなら少子化対策以外に選択肢はありません。
少子化対策を社会保障の枠組みの中でやるのではなく、公共投資の枠組みの中でやる必要があります。
子供が生まれれば需要が生まれ、経済が回ります。経済がちゃんと回れば税収もあがる。
そして子供が大人になれば納税者となってさらに回収できるわけだから。
土建だけがインフラじゃないんです。
インフラってのはそれがあることで生産流通消費の利便性を高めるものです。
保育所があれば、生産流通消費の利便性は大いに高まるし、人口が増えれば負債になるところだった道路や鉄道、ダムや港湾、空港、美術館、コンサートホールも活用できるようになるでしょう。

結婚して子供を持つ時間的余裕(長時間労働の規制と保育施設の拡充)と金銭的余裕(労働力の価値の底上げ=長時間労働の規制と保育施設の拡充による雇用拡大)を若年世代に与えなければいつまでたってもこの国は衰退から逃れることができない。
そのことが為政者に理解されるのは一体いつのことなんでしょうねえ。

少子化対策が最大の景気対策であり、最良の公共投資である、とこれだけしつこく主張している人間は本当に少ないです。
少子化対策をしなくちゃと言っている人たちは最近、少し増えましたけどね。
でも予算の枠が全然足りないし、労働環境の改善も全然進んでいない。
…てな感じで私のような無名ブロガーでなく、経済学者とか知識人とか呼ばれている影響力のある人たちが少子化対策は景気対策になる、ということに気づいてしつこく主張してくれないとどうにもならないんだけど、なんだかどうにもならないまま、ずるずるといきそうですね。
ですが、金融緩和、リフレ政策にしたって、在野の知識人や経済学者達たちが何人も束になって主張し続けることで実際の政策に組み込まれたものです。
官僚が言い出したことではない。
こうして言い続けることで多少なりとも希望を繋いでいきたいところです。


でもまあ、とりあえず土建への税金注入が行われている間は労働力の価値が底上げされます。(未来の可能性を搾取しながらやっているだけですけどね)
そのことによってブラック企業がオタオタする様子を眺めることができれば多少なりとも慰めになりますかね。
あるいは、それすらも増税で一瞬の夢にしかならないかな。


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