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日本の世論の集約装置

[ 2011/07/27 ]
インターネットが普及する以前、マスコミが世論の代表のような顔をしていましたが、そうはいってもそのマスコミが世論操作をしていることは、ある程度教養のある人は誰でも知っていました。
たとえば街頭の街角インタビューでそこら辺を歩いている人が言っているようなことってかなり編集が入っていて、放送局に都合のよい、あるいは放送局が伝えたいことを言っている人しか、画面には出さないようになっていました。
新聞なんかの世論調査では、質問の設定が恣意的、誘導的に作成されていたり、あらかじめ用意された選択肢からしか回答を選べなかったり、政治問題ばかりとりあげられたり、と人々の生の声をダイレクトに伝える、という機能はなかった。
雑誌なんかもそうですね。
基本的には雑誌のコンセプトから外れた発言は誌面から排除されていました。

ところがネットが始まると、人々は初めて、編集者の思惑とはまったく関係のない様々な他人の生の発言に触れることができるようになった。
黎明期のネット文化は個人ホームページと匿名掲示板(2000年以降は2ちゃんねる)が主に情報の発信源でした。
個人HPはともかく、この匿名掲示板という奴がまさに便所の落書きで、罵詈雑言が飛び交う殺伐とした雰囲気の空間でした。
というか今でもそうですが。
当時の2ちゃんねるはアスキーアートやフラッシュなどの文化を生んだという点だけでも興味深い存在でしたが、一方でバスジャック事件や殺人予告、テロ予告などの犯罪の温床にもなっており、訴訟沙汰やサーバーダウンなどのトラブルも多く、長くは続かないだろう、と思われていました。
ですが、2011年の現在も揺らぐことなく存在し続けています。
ネット黎明期のサービスがいまだに強い影響力を持っている、というのはすごいことです。
mixiやニコニコ動画、ツイッターなんかに人が流れているとは言われているものの、現在もその利用者数は1000万人を超える、と言われています。

歴史の古さと利用者数の多さから、ともすると2ちゃんねるは世論の集約装置のような役割を果たしていますが、それがスタンダードになってしまっている、という現状はまずいのではないか、という懸念を抱いてしまいます。

香山リカ 「原発問題で騒いでるのは適応障害のニートや引きこもり」

香山リカの発言の是非はともかくとして、すでに著名人が2ちゃんねるの書き込みを分析して、大手マスコミで発言をする、というケースは珍しいものではありません。
また、2ちゃんねる自体はそれほど見ていなくても2ちゃんねるのまとめブログを利用している、と言う人もかなりの数にのぼっており、痛いニュースやらおんなどの大手サイトは一日数百万PVという、にわかには信じがたいほどの数字をあげています。

現象として見るならば、2ちゃんねるの世論の集約装置としての機能は疑いがないようにみえます。
しかし、たとえばmixiやツイッター、ニコニコ動画のアカウント数も1000万を超えており、そこには様々な書き込みがなされてるのにも関わらず、これらのサイトのユーザーの書き込みは世論の集約装置としての機能を果たしていない。

最近、Xの元メンバーtaijiが自殺しましたが、この事件に対する反応は2ちゃんねるでは哀悼の書き込みもいくつかありましたが、死者に鞭打つものや、Xの音楽性を散々にけなすものなど、ネガティブな書き込みのほうが多数を占めていました。
ところが、mixiで日記検索して反応を見て見ると、おおむね、その死を悼むものが多かった。
ツイッターも同様でした。
そして、2ちゃんねると同じく匿名でコメントできるニコニコ動画でもその死を悼むものが多かった。

2ちゃんねるはかなり偏った言論空間で、ここで語られる言説の多くはネガティブな感情に根ざしたものが多いです。
他人を見下して嘲笑することに喜びを見出している書き込みが非常に多いし(書き込みしている人間が実社会ではどういう人格であるかはともかくとして)、またそういう書き込みでなければ、2ちゃんねるでは支持を得られなかったりする。
他のサービスではそんなこともないのですが、2ちゃんねるはすでにスタンダードになってしまっており、新しいサービスが出てきても、なかなかそこで醸成される世論に注目が集まらない。

こういう言論空間が日本の世論の集約装置として機能し続けるのは非常にまずいと思うのですが、mixiやツイッター、ニコニコ動画ですら、その機能を代替できない、というのは何か絶望的なものを感じてしまいますね。

関連記事:2ちゃんねるは永遠(ブログ運営のためのブログ運営)
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