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「かっこよさ」が進化しない

[ 2011/07/27 ]
この15年ほど、女の子の顔があまり変化しなくなりました。
90年代前半くらいまで、女性のメイクやヘアスタイルのスタンダードは、着実に変化を重ねてきたように思いますが、それ以降はどうも停滞(安定といったほうがいいのかな?)しているように見えます。

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1965年の吉永小百合

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1975年の山口百恵

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1985年の中森明菜

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1990年のCOCO

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1995年の井上晴美

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2005年のアイドル

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2011年のアイドル

今、6.70年代のメイクをしている人はまずアイドルとしては存在し得ないですね。
80年代のヘアスタイルもいないです。
90年代初期は太眉ブームとかで眉の太いアイドルがゴロゴロいました。
95年の画像はほんの5年前のCOCOの画像と比べても、今に近いのではないかと思います。
女性の美しさは、そのバリエーションは様々に増えたとしても、「スタンダード」自体は90年代半ばからあまり変化していません。

90年代半ばといえば世はコギャルブームの真っ只中でした。
ルーズソックスが爆発的に流行し、茶髪やピアスが不良ではない普通の高校生に浸透していったのもこの頃です。
ガングロとか援助交際とかも一部の先鋭化した女子高生がやってて、話題になりましたね。
とにかく女子高生が時代の中心で、女子高生がブームをつくるってんでマスコミはこぞって女子高生の生態を取り上げていました。
Windows95が発売されてパソコンが本格的に普及し始めたのも、阪神大震災、オウム事件が起こったのも、『新世紀エヴァンゲリオン』の放送も、プレイステーションの発売も、この頃です。
「萌え文化」というか、美少女ゲームを爆発的に認知させた『ときめきメモリアル』がリリースされたのは94年で、プレステに移植され、大ヒットしたのは95年。
私は、どうもこの頃が時代の分水嶺だったのではないか、と考えています。
もう少し前の、共産圏崩壊、バブル崩壊も大きな断層といえばそうなのですが、こと人間の美的センス、かっこいい基準はこの頃を最後に、大きな変化を遂げていないのではないか。

90年代半ばまではヤンキーマンガ、不良漫画というのがどの少年誌にも掲載されていて、かなり人気がありました。
『ろくでなしブルース』とか『BOY』、初期の『スラムダンク』、『特攻の拓』、『カメレオン』、『湘南純愛組』、『今日から俺は』、『クローズ』などなど、多くの作品が平行して長期連載されていましたが、現在、人々の支持を得ている少年誌のヤンキー漫画は『ワースト』、『クローバー』くらいでしょうか。
マンガ一般に視野を広げても知名度的には『なにわ友あれ』、『バレーボーイズ』くらいしか思いつきません。
ヤンキーとか、不良に対して「かっこいい」と思う人が少なくなってきたのでしょう。

それからロックが21世紀になってから終わってしまっている、という話は以前のエントリーで書きました。

今も渋谷は多くの人が集まる魅力的な街ですが、90年代半ば頃の渋谷は今とは異なる趣がありました。
とにかくファッションの街、ということで、洋服屋が異常に多かった。
大手から零細まで様々なレコードショップが乱立し、渋谷独自の売り上げランキングがつくられ、渋谷系なるジャンルが生まれ、それが時代をリードするものとしてとらえられていました。
クラブ(踊る方の)やミニシアター、プリクラ満載のゲーセンと、遊ぶスポットにも困りませんでした。
渋谷系はともかくとして、他の要素は今も健在なのですが、それでも流行の発信地、というイメージはかなり薄くなってしまいました。
当時、テレビの街頭インタビューでは渋谷の女子高生の意見を聴いてみる、という場面がよく見られました。
今も昔も新橋のサラリーマン、丸の内のOLにインタビューしたりしていますが、今は渋谷に代わって、秋葉原の街頭インタビューが増えました。
メイドが頻繁にインタビューされていますね。

秋葉原がファッションの発信地になる、ということはまずありえないのですが、文化の発信地としての役割はたしかに果たしているでしょう。
様々なフィクションに秋葉原はその舞台として登場し、『アキバブログ』『アキバ総研』などの秋葉原の街情報を発信するサイトも多くの注目を集めています。
今、渋谷や原宿の街情報を発信するサイトはそれほど注目を集めていませんが、秋葉原からはオタク向け、のみならず一般人から見ても無関心ではいられない面白いものが生まれているのだと思います。


この15年、技術やインフラ、娯楽、政治や国際情勢は様々に変化してきました。
でも、かっこいいもの、美しいもののスタンダードはほとんど変化していない。
今だってオシャレが好きな人はたくさんいるし、オシャレに無関心な人のほうが少ないでしょう。
ところが、渋谷的なもの、ヤンキー的なもの、ロック的なものが停滞したのと機を同じくして、人々のセンスは停滞してしまった。
今も渋谷には人が多いし、ヤンキーな格好している人もいるし、ロックやっている人もいますが、90年代半ば以前の人たちに比べて、新しい文化や新しいセンスを生み出せなくなっている。
萌えオタな人たちは次々と新しい文化を生み出すけれども、新しいセンスを生み出すことができない。

こういう状況はまだ続きそうな気がします。
あと10年くらいは人々のファッションやメイクに大きな変化はないのではないか、と。
素材の技術革新があればまた別なのかもしれませんが、不良の皆さんに頑張ってもらわないことには、私たちは新しい美的センスを身につけることができないのかもしれません。
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